メソスコピックシミュレーションのクイックスタートガイド

このクイックスタートガイドでは、メソスコピックシミュレーションに必要な主な手順と設定について説明します。

注意: ANMインポート経由でネットワークをインポートする際、メソスコピックシミュレーションに必要なすべてのネットワークオブジェクトが作成され、メソスコピックシミュレーション用にパラメータが設定されます (ANMデータのインポート)(ANMインポートから生成されたネットワークオブジェクト)。この場合、メソフォローアップギャップやメソクリティカルギャップといった値と設定が要件を満たしていることを確認してください (メソターンの属性)(メソターン交錯の属性)

1.  動的配分の要件に応じてVissimネットワークを準備します (動的配分の使用)(動的配分の駐車場の定義)(ゾーンの定義)

2.  目的の1つ以上のマトリックスを選択します (トリップチェーンファイル、マトリックス、経路ファイルおよびコストファイルの属性)

3.  マトリックスで指定したシミュレーション時間とシミュレーションパラメータのシミュレーション時間が同じであることを確認します (トリップチェーンファイル、マトリックス、経路ファイルおよびコストファイルの属性)

4.  マトリックス内のゾーンの数とVissimネットワークのゾーンの数が同じであることを確認します (ゾーンの属性)

5.  動的配分の設定が要件を満たしていることを確認してください (トリップチェーンファイル、マトリックス、経路ファイルおよびコストファイルの属性)

6.  [Meso nodes]-[メソノード] リストまたは [Meso edges]-[メソエッジ] リストのショートカットメニューから [Create meso network nodes]-[メソネットワークノードを作成] を選択します。

7.  これらのノードでは、属性 [UseForDynAssign]-[動的配分に使用][UseForMeso]-[メソスコピックシミュレーションに使用] を選択します (ノードの属性)(メソノードの属性)(メソエッジの属性)

8.  メソグラフを作成します (メソグラフの生成)

9.  Vissimネットワークの一部をマイクロスコピックにシミュレートするには、対象となる部分がセクション内にあることを確認します (セクションのモデリング)(ハイブリッドシミュレーションの使用)

10.  [Meso]-[メソ] シミュレーションメソッドを選択します (シミュレーション方法(マイクロスコピックまたはメソ)の選択)

11.  Vissimでマイクロスコピックシミュレーションを実行するセクションが定義済みの場合は、目的のセクションを選択します (ハイブリッドミュレーションでの選択)

12.  [Meso]-[メソ] タブの運転挙動パラメータが要件を満たしていることを確認します (運転挙動のパラメータのメソの編集)

13.  リンクに要件に応じた [Meso speed model]-[メソ速度モデル] が選択されていることを確認します (リンクの属性)

14.  [Meso speed model]-[メソ速度モデル] 属性 [Link-related]-[リンク関連] を選択したリンクで、[Meso speed]-[メソ速度] 属性が要件を満たしていることを確認します (リンクの属性)

15.  [Conflict Areas]-[交錯エリア] リストまたは [Nodes]-[ノード] - [Conflict areas]-[交錯エリア] 結合リストで交錯エリアのステータスを定義します (交錯エリアの属性)(ノードの属性)

16.  ノード制御をモデリングします (メソスコピックシミュレーションにおけるノード制御)。交差点制御で、[Meso turn conflicts]-[メソターン交錯] リストの [Meso critical gap]-[メソクリティカルギャップ] 属性 (メソターン交錯の属性)[Meso turns]-[メソターン] リストのフォローアップギャップ (メソターンの属性) を使用して、クリティカルギャップを定義します。

17.  メソスコピックシミュレーションやハイブリッドシミュレーションの評価を実行するには、次の評価を構成します。

18.  目的のシミュレーションパラメータが設定されていることを確認します (シミュレーションパラメータの定義)

19.  シミュレーションを開始します (シミュレーション実行回数の選択とシミュレーションの開始)