メソノードの属性
メソグラフが作成される際に、Vissimはメソノードを自動的に生成します (メソグラフの生成)、(メソスコピックノード-エッジモデル)。これらのメソノードとその属性は [Meso nodes]-[メソノード] リストに表示できます。
メソグラフを生成するときには、Vissimが [Type]-[タイプ] 属性のそれぞれのメソノードに値を割り当てます。この値は、Vissimによってメソノードが生成されるネットワークオブジェクトのネットワークオブジェクトタイプをベースにしています。
例:
ネットワークエディタで、メソスコピックシミュレーションに必要なノードを定義します。このノードでは、[Use for mesoscopic simulation]-[メソスコピックシミュレーションに使用] 属性を選択します。そうすると、ノードがメソネットワークノードに変わります。これで、すべてのモデルノードのように、メソネットワークノードを [Nodes]-[ノード] リストに表示することができます (ノードの属性)。メソグラフを生成する際には、Vissimによって、メソネットワークノードに対してメソノードが生成されます。次に、Vissimがメソノードに [Type]-[タイプ] 属性の値 [Node]-[ノード] を割り当てます。生成されたメソノードが [Meso nodes]-[メソノード] リストに表示されますが、モデリングされたメソネットワークは表示されません。
- ► [Lists]-[リスト] メニューから、[Network]-[ネットワーク] > [Meso Nodes]-[メソノード] をクリックします。
[Meso nodes]-[メソノード] リストが開きます。
![]() |
注意: リストでは、 |
左側のリストには、次の属性が示される場合があります。
[Attribute]-[属性] | [Description]-[説明] |
---|---|
[Number]-[番号] (No.) |
固有番号 |
[Type]-[タイプ] | Vissimは、メソノードの生成中に、メソノードを生成する対象のネットワークオブジェクトタイプに基づいてタイプメソノードを割り当てます。自動生成されるメソノードのうち、タイプ [Nodes]-[ノード] ではないものの長さは0.000 mになります。 |
Vissimでは次のタイプを作成できます。 [PT stop lay-by entry]-[公共交通停留所の待避所入口]:公共交通停留所の待避所のあるリンクに至るコネクターの開始場所にあるメソノード [PT stop lay-by exit]-[公共交通停留所の待避所出口]:公共交通停留所の待避所のあるリンクから始まるコネクターの開始場所にあるメソノード [PT lines origin]-[公共交通路線出発地]:公共交通路線の開始場所にあるメソノードは、タイプ [PT input connector]-[公共交通インプットコネクター] のメソエッジに至ります [Parking lot]-[駐車場]:タイプ [Zone connector]-[ゾーンコネクター] の駐車場内のメソノード [Vehicle input origin]-[車両インプット出発地]:ネットワークに車両が展開されるリンクの開始地点にあるメソノードは、メソエッジに至ります [Origin zone]-[出発地ゾーン]:駐車場の割り当てられた出発地ゾーンのメソノード [Dynamic routing decision]-[動的経路決定]:動的経路決定のメソノード [Managed lanes routing decision]-[管理車線経路決定]:管理車線経路決定のメソノード。Vissim は、メソノード内の10m以内の距離で取得された連続した管理車線経路決定をまとめます(ただし、管理車線経路決定どうしの間に他のメソノードがない場合)。これらの管理車線経路決定は、異なる管理車線施設に割り当てることができます。管理車線ルートの終了地点のクロスセクションでは、 Vissim は、メソノードを挿入しません。 [Node]-[ノード]:ネットワークオブジェクトタイプ [Nodes]-[ノード] のノードにあるメソノード、属性 [Use for mesoscopic simulation]-[メソスコピックシミュレーションに使用] が選択されたもの [Other]-[その他]:メソスコピックシミュレーションに関連するリンク属性(車線の数など)が変化するリンクの信号機用に自動生成されたその他のメソノード [Transition meso-micro]-[メソ-マイクロ移行]:メソスコピックシミュレーションからマイクロスコピックシミュレーションへの移行が始まるセクションの境界線上にあるメソノード [Transition micro-meso]-[マイクロ--メソ移行]:メソスコピックシミュレーションからマイクロスコピックシミュレーションへの移行が始まるセクションの境界線上にあるメソノード(タイプ [Micro-meso transition]-[マイクロ-メメソ移行] のメソエッジの終了地点) [Public transport stop]-[公共交通停留所]:公共交通停留所内のメソノード。公共交通車両が公共交通停留所にある、あるメソターン上にある場合、その他の車両は同じメソターンに侵入できません。ただし、車両に許可されている場合、隣接車線に停車している公共交通車両を車両が通過することができます。 [Transition micro-meso (virtual)]-[マイクロ-メソ移行(仮想)]:仮想メソスコピックシミュレーションからマイクロスコピックシミュレーションへの移行が始まるセクションの境界線上にあるメソノード(タイプ [Micro-meso transition]-[マイク-ロメソ移行] のメソエッジの開始地点) [Destination zone]-[目的地ゾーン]:駐車場内の割り当てられた目的地ゾーンのメソノード [Input]-[インプット]:公共交通車両が展開されるネットワーク内のメソノード |
|
[Long name]-[正式名] | [Description]-[説明] |
Nodes |
ネットワークオブジェクトタイプ [Nodes]-[ノード] のそれぞれのノードの番号 |
[Parking Lot]-[駐車場] |
メソターンが存在する駐車場の番号 |
[Public transport stop]-[公共交通停留所] |
公共交通停留所の番号 |
[Turn meso edges]-[ターンメソエッジ] |
ターンメソエッジの番号 |
[PT lines (inputs)]-[公共交通路線(インプット)] |
メソノードから始まる公共交通路線のリスト |
[Inbound meso edges]-[流入側メソエッジ] |
メソノードのメソエッジに至るメソエッジの数 |
[Outbound meso edges]-[流出側メソエッジ] |
メソノードのメソエッジから出るメソエッジの数 |
[Dynamic vehicle routing decision]-[動的車両経路決定] |
タイプ [Routing decision]-[経路決定] のメソエッジにおける動的車両経路決定の数 |
関係としての依存型オブジェクトの表示と編集
1. 左側のリストで、目的のエントリーをクリックします。
右側のリストには、左側のリストで選択されたネットワークオブジェクトに割り当てられたネットワークオブジェクトやベースデータの属性と属性値が示されます (結合リストの使用)。
- ターンメソエッジ:タイプ [Turn]-[ターン] のメソエッジ (メソエッジの属性)
- 流出側メソエッジ:メソエッジのリスト、メソノードから出るもの (メソエッジの属性)
- 流入側メソエッジ:先行するメソエッジのリスト、メソノードに至るもの (メソエッジの属性)
- 管理車線経路決定 (管理車線経路決定の属性)
- メソ回転競合 (メソターン交錯の属性)
- メソターン:フォローアップギャップのエントリ用 (メソターンの属性)
- 公共交通路線(インプット):メソノードから始まる公共交通路線のリスト ( 公共交通路線の属性)
- 信号機:メソノードの信号機のリスト (信号機の属性)
2. リストツールバーの [Relations]-[関係] リストで、目的のエントリーをクリックします。
3. 目的のデータを入力します。
データが割り振られます。
親見出し:
I編集方法については以下参照: