運転挙動のパラメータのメソの編集

メソスコピックシミュレーションでは、簡略化された自動車追従モデルが車両挙動のモデリングで使用されます (メソスコピックシミュレーションの車両追従モデル)

1.  [Base Data]-[ベースデータ] メニューから、[Driving Behaviors]-[運転挙動] をクリックします。

ネットワークオブジェクトタイプの定義されたネットワークオブジェクトのリストが開きます。

リストには運転挙動のパラメータセットが表示されます。一部の運転挙動のパラメータセットは事前に定義しておくことができます。

デフォルトでは、リストを編集できます (リストの使用)

次の手順を使用すれば、リストやタブにある車線変更、横方向挙動、追従挙動のすべての運転挙動のパラメータを変更できます。

注意: リストでは、 [Attribute selection]-[属性の選択] アイコンを使用し、属性値の表示と非表示を切り替えることができます (リストの列の属性とサブ属性の選択)

2.  選択するエントリーを右クリックします。

3.  ショートカットメニューで、[Edit]-[編集] をクリックします。

[Driving Behavior]-[運転挙動] ウィンドウが開きます。

4.  [Meso]-[メソ] タブを選択します。

5.  必要な変更を加えます。

[Long name]-[正式名] [Short name]-[短縮名] [Description]-[説明]
[Meso reaction time]-[メソ応答時間] MesoReactTime

一時的な安全距離 [s](応答時間)、デフォルト値は1.20 s

[Meso standstill distance]-[メソ停止距離] MesoStandDist

車両のメソ停止距離、デフォルト値は2.00 m。

[Meso standstill distance]-[メソ静止距離] + [vehicle length]-[車両の長さ] = メソスコピックシミュレーションで有効になる車両の長さ

車両の長さは車両タイプによって異なります。

[Meso maximum wait time]-[メソ最長待機時間] MesoMaxWaitTime

[Meso maximum waiting time:]-[メソ最大待ち時間]:ノードのエントリで待機する車両が副次的な交通流方向からノードに入った後の時間。主要な交通流方向の車間時間が短すぎる場合も含まれます。これにより、メジャーな交通流方向の交通量が多くても、マイナーな交通流方向から最小数の車両がノードに入ります。デフォルトは120 s、値範囲0 s~100,000 s。