評価の実行
使用されるネットワークオブジェクトに応じて、車両、リンク、エリア、ノード、交通渋滞、青信号時間分布または公共交通待機時間に関する情報など、さまざまなデータがシミュレーション中に生成されます (評価の概要)。これは、未加工データの場合と集約データの場合があります。データのタイプやその後の使用目的に応じて、リストやウィンドウに評価を表示し、テキストファイルやデータベースファイルに保存することができます。これを実行するには、シミュレーションを開始し、評価を構成する前に目的の評価を選択します。
シミュレーション実行が終わった後のシミュレーション結果の書き込みをキャンセルできます(評価書き込みのキャンセル)。
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注意: 一部の出力オプションと個々の評価結果は、アドオンモジュールでのみ利用できます。アドオンモジュールの使用ライセンスが必要です。 |
データベースの評価の結果データを表示したい場合は、データベース接続を構成する必要があります (評価のためのデータベース接続の構成)、(データベースへの評価の保存)。
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ひとこと: シミュレーションの結果属性は図表に表示することもできます(図表の作成)。 |
1. [Define basic settings for managing result data]‐[結果データを管理するベース設定を定義]: 以前のシミュレーション実行の結果の保存または上書き、リストへの新しい列の追加、ファイルやデータベースを自動保存のファイルとして使用、パーセンタイルのオプション定義などを構成します(結果の管理).
2. [Evaluation]‐[評価] メニューで目的のエントリーをクリックします:
- [Configuration]-[構成]:[Evaluation Configuration]-[評価の構成] ウィンドウが開き、タブで結果データの管理と評価の基本設定を行うことができます。
- [Evaluation output directory]-[評価出力ディレクトリ] ボックス:デフォルトでの評価出力ディレクトリへのパス。現在開かれているネットワークファイル*.inpxが保存されているディレクトリとなります。シナリオマネジメントを使用し、シナリオを開いている場合は、シナリオが保存されているディレクトリへのパスを表示できます。
- [Result Management]-[結果管理] タブ:[Result Management]-[結果管理] では、[Result Attributes]-[結果属性] または [Direct Output]-[直接出力] を構成してシミュレーションを開始する前に、結果データを管理するための基本設定を行います。
- [Result Attributes]-[結果属性] タブ:属性リストまたは結果リストに表示する評価を選択します (リスト用の結果属性の評価の構成)
- [Direct Output]-[直接出力] タブ:ファイルまたはデータベースに保存する評価を選択します (直接出力用の評価の構成)
- [Emissions]‐[排出] タブ:[Bosch emission calculation active]‐[ボシュの排出量計算がアクティブになっています]:有効な排出量計算でリンク上を走行した排出クラスのすべての車両について、シミュレーション実行の最後のボッシュの排出計算を有効にします(Bosch Cloud Serviceで正確な排出量を計算します。)。計算結果は、以下の評価に記録できます:
- リンクセグメントごとにリンク評価に (リスト内のリンクからのデータの表示)
- [Vehicle network performance]‐[車両ネットワークパフォーマンス] にネットワーク全体を集約して (車両ネットワークパフォーマンス:結果リスト内のネットワークパフォーマンス結果(車両)の表示).
3. [OK] で確定します。
- [Measurement Definition]‐[測定の定義]:以下の測定の定義に関する静的属性があるそれぞれのリストを開きます:
- [Data Collection Measurements]‐[データ集計計測範囲] リストで、[Data Collection Points]‐[データ集計ポイント] を選択します(リスト内のデータ集計計測の定義)、(リスト内のデータ集計計測の生成)。
- [Delay Measurements]-[遅れ計測範囲] リストで、車両旅行時間計測を選択します (リスト内の遅れ計測の定義)、(リスト内の遅れ計測の生成)。
- [Area measurements]-[エリア計測] リストでは、選択項目を選択します (リスト内でのエリア計測の定義)、(リストでのエリア計測の生成)。
4. 評価を校正したあとシミュレーションから結果データを作成する場合は、シミュレーションを開始します (シミュレーションの実行)。
評価が生成され、選択したプログラムエレメントに応じて、それらを表示したり、ファイルまたはデータベースに保存できます。
5. ネットワークオブジェクトの評価を構成していて、その結果をウィンドウや結果リストに表示できる場合は、[Evaluation]‐[評価] メニューで、目的のエントリーをクリックします:
- [Window]-[ウィンドウ]:選択した評価、[Signal Times Table]-[信号タイムテーブル]、[SC detector record]-[SC感知器レコード] または [Signal changes]-[信号変化] に関するシミュレーションの結果属性が表示されるウィンドウを開きます (ウィンドウでの評価の表示)
- [Result lists]-[結果リスト]:選択した評価に関するシミュレーションの結果属性のリストを開きます (結果リスト内の結果属性の表示)
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注意:
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