結果の管理

目的の結果データを構成し、シミュレーションを開始する前に、結果データの管理用の次の基本設定を設定できます。

  • 前のシミュレーションからのデータの保持または削除
  • 新しいシミュレーションを引き受ける列の構成
  • 自動保存される結果について、保存先のデータベースまたはファイルとして選択
  • パーセンタイルの定義

注意: 次の場合、以前のシミュレーションによる評価データは削除されます。

  • オプション [Delete previous simulation runs]-[これまでのシミュレーション実行を削除します] を選択した場合
  • 評価の構成を変更した場合
  • 評価のベースになるネットワークオブジェクトを編集または削除した場合

Vissimによってデータが削除される前に、メッセージが表示されます。

1.  [Evaluation]-[評価]メニューから、[Configuration]-[構成] > [Result Management]-[結果管理] タブを選択します。

2.  必要な変更を加えます。

[Element]-[エレメント] [Description]-[説明]
[Keep previous simulation runs]-[以前のシミュレーションを保持]
  • [None]-[なし] このオプションを選択すると、次のデータが削除されます。
  • コストファイル*.bewが上書きされます。
  • 経路ファイル*.bewが上書きされます。
  • [Simulation run]-[シミュレーション実行] 結果リストのシミュレーションのエントリーが削除されます。
  • ディレクトリ..\<Name of network file>.resultsのファイルが削除されます。
  • [Simulation Parameters]-[シミュレーションパラメータ] で、複数の [Number of runs]-[実行件数] を選択した場合、2つのシミュレーション実行にはさまれたシミュレーション実行オブジェクトは削除されます。 ただし、個々のシミュレーションの直接出力ファイルおよび自動リストエクスポートファイルはそのまま保持されます。
  • [Only of current (multiple) simulation]-[現在の(複数)シミュレーションのみ] このオプションを選択した場合、現在の複数のシミュレーションのすべてのシミュレーション実行データが保存されます。 以前のシミュレーションのデータは削除されます。
  • [Of all simulation runs]-すべてのシミュレーション実行の] このオプションを選択した場合、現在の複数のシミュレーションのすべてのシミュレーション実行データが保存されます。 以前のシミュレーションのデータも保持されます。
[Add new columns in lists]-[リストに新たな列を追加]

以前のシミュレーションの結果属性が保持される場合のみ。オプション [Only of current (multiple) simulation]-[現在の(複数)シミュレーションのみ] または [Of all simulation runs]-[すべてのシミュレーション実行の] を選択する必要があります。 このオプションが選択された場合、評価の結果リストでは、それぞれの新規シミュレーションに対して列設定が採用されます。新しいシミュレーションの結果は、新しい行に表示されます。

[Destination for automatic list export]-[自動リストエクスポートのエクスポート先]
  • [File]‐[ファイル]:リストで、 [Autosave after simulation]‐[シミュレーション後に自動保存] ボタンを選択すると、結果は、シミュレーション実行の終了時にVissim属性ファイル*.attに保存されます(リストツールバー)
  • [Database]‐[データベース]:リストで、 [Autosave after simulation]‐[シミュレーション後に自動保存] ボタンを選択すると、結果は、シミュレーション実行の終了時にデータベースに保存されます(リストツールバー)
[Available percentiles]-[利用可能なパーセンタイル]

すべてのシミュレーション実行と時間間隔の集約された値としての結果全体の値のそれぞれの割合を指定するパーセンタイルを定義します。例:滞留長カウンターの待ち行列とノード内ターン関係の95%など。それぞれの間隔に対して、1つの値が考慮されます。パーセンタイルの値の範囲は、0~100%です。

3.  パーセンタイルを定義する場合は、各パーセンタイルごとに次の手順を繰り返してください。

4.  [Available aggregation percentiles]-[利用可能な集計パーセンタイル] テーブルを右クリックします。

5.  ショートカットメニューで、[Add]-[追加] をクリックします。

6.  [Value]-[値] 列に、パーセンタイルの目的の値をパーセンテージで入力します。

結果属性や直接出力が定義され、シミュレーションが実行されると、属性に対するパーセンタイルの結果が計算され、各パーセンタイルに対して結果リスト内に時系列で表示されます。

7.  [OK] で確定します。

8.  目的の結果属性や直接出力を定義します (リスト用の結果属性の評価の構成)(直接出力用の評価の構成)

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結果