クイックスタートガイド 排出クラスに基づいた排出計算
クイックスタートガイドでは、車両タイプの排出クラス分布の使用方法の主要ステップ、排出計算を有効化する方法、周辺リンクとコネクターのオプションの無効化、可能な評価の選択が紹介されています。
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注意: ボッシュの排出計算では、アドオンモジュール[Emissions]‐[排出量]と[Bosch]-[ボシュ]が必要です。アドオンモジュールのライセンスが必要です。 |
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ひとこと:
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1. サンプルネットワークの排出クラス分布があなたの要件を満たさない場合は、新しい排出クラス分布を定義して、それぞれに目的の排出クラスの割合を指定してください(排出クラス分布の定義)。
2. 排出量を計算する車両タイプごとに適切な排出クラス分布を割り当てます(車両タイプ別排出計算の構成)。
3. 車両がVissimネットワークで、排気管が事前に暖められている車両の排出量を計算するエリアに入ろうとしている場合、車両を挿入するリンクを上流に延長し、それに応じて車両インプットを位置決めしてください。これは、出発地の駐車場の動的配分で対応適用されます。
4. [Evaluation]‐[評価] メニューで、[Configuration]‐[構成] を選択します。
[Evaluation Configuration]-[評価の構成] ウィンドウが開きます。
5. [Emissions]‐[排出] タブをクリックします。
6. [Bosch emission calculation active]‐[ボッシュの排出計算機能がアクティブになっています] オプションを有効にします。
7. リンクやコネクターごとの排出計算を停止するには、リンクや接続リンクの属性 [Emission calculation]‐[排出計算] を無効にします(リンクの属性), (コネクターの属性)。
軌道開始時には、ボッシュは、排気管の動作温度に基づいた排出量計算データを使用します。これにより、排出量計算結果は、有効化または無効化にされたリンクやコネクターがあるいくつかのVissimネットワークセクションを車両が通過しても、排出管のさまざまな動作温度による影響は受けません。
8. リンクセグメントごとに集計した計算済み排出量を収集するには、[Links]‐[リンク] 評価とオプション [Collect link results]‐[リンク結果を収集します] > [per link segment]‐[リンクセグメントごと] を選択します(リスト内のリンクからのデータの表示).
9. ネットワーク全体の集約された計算済み排出量を収集する場合、[Vehicle network performance]‐[車両ネットワークパフォーマンス] 評価を選択します (車両ネットワークパフォーマンス:結果リスト内のネットワークパフォーマンス結果(車両)の表示).
10. ネットワークエディターで結果をリンク上のカラースキームとして視覚化するには、[Color scheme configuration]‐[色キームコンフィグレーション] のリンクのグラフィックパラメータ、排出計算の属性、目的のカラースキームでセグメントの分類を選択します(集約したパラメータに基づいたリンクへのカラーの割り当て)。
11. 結果はリンクバーとしても視覚化できます(リンクバーや車線のグラフィックパラメータ)。
12. 結果は図表に表示することもできます(図表の作成)。
13. インターネット接続があることを確認してください。
14. シミュレーションを開始します (シミュレーション実行回数の選択とシミュレーションの開始)。
15. Bosch Cloud Serviceで計算結果がVissimに転送されるまでお待ちください。
16. 評価を構成済みの場合、[Lists]‐[リスト] > [Results]‐[結果] メニューで目的の結果リストを選択します:
- [Network Performance (Vehicles) Results]‐[ネットワークパフォーマンス(車両)の結果]
- [Link Results]‐[リンク結果]