円としての構造エレメントの定義

エリアと障害物は円やポリゴン、長方形として定義できます。他のすべてのタイプの構成エレメントは、長方形としてのみ定義できます (長方形としての構造エレメントの定義)(ポリゴンとしての構造エレメントの定義)

デフォルトでは、48のポイントを含む輪郭で円形の構造エレメントが挿入されます。これらのポイントを使用して、構造エレメントを拡大または縮小することができますが、円形の形状を変更することはできません。円形の形を変えたい場合は、輪郭に別のポイントを挿入します。こうすることで、[circle]-[円][polygon]-[ポリゴン]になり、輪郭の任意のポイントを移動したり削除したりすることができます。

ネットワークエディターで円をドラッグして希望のサイズにするか、または半径に数値を入力します。

注意:  

  • ネットワークオブジェクトを追加する際に、[Ctrl] キーを押す必要がないように指定できます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)
  • 一部のネットワークオブジェクトの場合、ネットワークオブジェクトの属性を定義し、編集できるウィンドウがあります。すべてのネットワークオブジェクトには、このためのリストがあります。ネットワークエディタでのネットワークオブジェクトの定義のために、ウィンドウまたはリストを開くか、そのいずれも開かないかを選択できます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)

ひとこと:  

  • *.dwgフォーマットのファイルからCADデータをインポートして、エリアや障害物を定義することができます (AutoCADからの歩行可能エリアと障害物のインポート)。このようにして、既存の歩行者ネットワークを完成させたり、新しいネットワークを生成したりすることができます。
  • また、ネットワークオブジェクトツールバーでネットワークオブジェクトタイプを選択すると、ネットワークエディターのコンテキストメニュー [新しい<構造要素タイプ名>を追加] から構造エレメントを定義できます。

マウスでドラッグして構成エレメントを定義します

1.  ネットワークオブジェクトサイドバーで、構造エレメント [Areas]-[エリア]、もしくは[Obstacles]-[障害物] の目的のネットワークオブジェクトタイプをクリックします。

ボタンがハイライト表示されます。ネットワークオブジェクトタイプのバリエーションは、括弧内に表示され、ボタン が表示されます。

2.  [area]-[エリア] または [Obstacles]-[障害物] を再度クリックします。

3.  [circle]-[円]を選びます。

4.  マウスポインターを使用して、構造エレメントの希望の位置を指定します。

5.  [Ctrl] キーを押しながら構造エレメントの目的の開始ポイントを右クリックし、マウスボタンを押したままにします。

透明なウィンドウが開き、現在の半径と輪郭のデフォルトの48のポイントが表示されます。

6.  マウスのポインターを、目的の方向にドラッグします。

7.  構造エレメントが希望のサイズに達したら、マウスボタンと[Ctrl]キーを離します。

[<Name Construction element type>]-[<構造エレメントタイプ名>] ウィンドウが開きます。構造エレメントはネットワークエディタにカラーで表示されます。

  • エリア:灰色, 輪郭:黄色48ポイント
  • 障害物:赤色, 輪郭:黄色48ポイント

8.  挿入した構造エレメントタイプの属性を編集します。

属性は構造エレメントタイプのリストに保存されます。すべての構造エレメントには、個々の構造エレメントのタイプに関係なく、デフォルトで昇順に番号が振られます。

9.  [OK] で確定します。

半径の入力による建造エレメントの定義

半径の値を入力することで、希望どおりまたは必要な大きさの円を正確に定義することができます。

1.  ネットワークオブジェクトサイドバーで、構造エレメント [Areas]-[エリア]、もしくは[Obstacles]-[障害物] の目的のネットワークオブジェクトタイプをクリックします。

ボタンがハイライト表示されます。ネットワークオブジェクトタイプのバリエーションは、括弧内に表示され、ボタン が表示されます。

2.  [area]-[エリア] または [Obstacles]-[障害物] を再度クリックします。

3.  [circle]-[円]を選びます。

4.  マウスポインターを使用して、構造エレメントの希望の位置を指定します。

5.  [Ctrl] キーを押しながら構造エレメントの目的の開始ポイントを右クリックし、マウスボタンを押したままにします。

透明なウィンドウが開き、現在の半径と輪郭のデフォルトの48のポイントが表示されます。ウィンドウをクリックしなくても、半径の値を上書きすることができます:

6.  [Ctrl]キーを押しながら数値を入力します。

7.  マウスボタンと[Ctrl ]キーを離します。

[<Name Construction element type>]-[<構造エレメントタイプ名>] ウィンドウが開きます。構造エレメントはネットワークエディタにカラーで表示されます。

  • エリア:灰色, 輪郭:黄色48ポイント
  • 障害物:赤色, 輪郭:黄色48ポイント

8.  挿入した構造エレメントタイプの属性を編集します。

属性は構造エレメントタイプのリストに保存されます。すべての構造エレメントには、個々の構造エレメントのタイプに関係なく、デフォルトで昇順に番号が振られます。

9.  [OK] で確定します。