2D/3Dモデルの使用

2D/3Dモデルは、静的オブジェクトおよび移動オブジェクトの視覚化を定義します。車両および歩行者の2D/3Dモデルの属性において、その寸法を定義できます。

2D/3Dモデルは、例えば自動車のように1つの2D/3Dモデルセグメントから構成されることもあれば、例えば連結バスや路面電車のように複数の2D/3Dモデルセグメントから構成されることもあります (2D/3Dモデルへのモデルセグメントの追加)。歩行者の2D/3Dモデルは、最初に割り当てられたモデルセグメントのみを参照します。

2D/3Dモデルセグメントは、以下のファイルフォーマット*.v3d*.skp*.3ds、または*.dwfのモデルファイルに基づいています。このモデルファイルは、3Dモードでの視覚化にも使用されます。

それぞれの2D/3Dモデルセグメントについて、モデルセグメントに軸の位置、シャフトの長さおよび接続部というエレメントが含まれている場合は、これらを指定できます。さらに、車両のドアの位置や大きさが公共交通車両の乗客の乗降のシミュレーションに関連がある場合は、そのドアの位置とサイズを定義できます。

一部のバスや路面電車の2D/3Dモデルの車体の特定部分に色を割り当てることもできます。このオプションは、公共交通路線に基づいて公共交通車両に割り当てられる色に加えて提供されるものです。それぞれの車両タイプについて、属性 [Color 2]-[カラー2] [Color 3]-[カラー3] の目的の色分布を選択します。この2つの色が色分布に割り当てられていない場合は、それぞれの表面には公共交通路線と同じ色が割り当てられます。