エレベーターグループの属性

1.  [Lists]-[リスト] メニューから、[Pedestrian Traffic]-[歩行者交通] > [Elevator groups]-[エレベーターグループ] をクリックします。

ひとこと: [Elevator group]-[エレベーターグループ] リストは、次の機能から表示することもできます。

  • [Elevators]-[エレベーター]リストから呼び出す: [Elevators]-[エレベーター]リストでエレベーターを右クリックし、ショートカットメニューで[Show Elevator Group List]-[エレベーターグループリストの表示]を表示をクリックします。[elevator]-[エレベーター] リスト のツールバーで [Synchronization]-[同期] が有効化された場合、エレベーターが割り当てられているエレベーターグループが [Elevator group]-[エレベーターグループ] リストから選択されます。
  • ネットワークエディターでエレベータが定義されている場合はネットワークエディターから呼び出す: エレベーターを右クリックし、ショートカットメニューから[Show Elevator Group List]-[エレベーターグループリストの表示]をクリックします。[Elevator group]-[エレベーターグループ] リスト のツールバーで [Synchronization]-[同期] が有効化された場合、エレベーターが割り当てられているエレベーターグループが [Elevator group]-[エレベーターグループ] リストから選択されます。

このネットワークオブジェクトタイプの属性と属性値が左側のリストに表示されます。これは、2つの結合リストで構成されています。

左側のリストには、次の属性が示される場合があります。

[Long name]-[正式名] [Short name]-[短縮名] [Description]-[説明]
[Number]-[番号] No

エレベーターグループの固有番号

[Name]-[名前] Name

エレベーターグループの名前

[Acceleration]-[加速] Accel このエレベーターグループに割り当てられたシャフト内のエレベーターキャビンの加速および減速の値 [m/s²]
[Maximum speed]-[最大速度] MaxSpeed このエレベーターグループに割り当てられたエレベーターキャビンの最大速度 [m/s]
[Door motion duration]-[ドアの動きの継続時間] DoorMotionDur このエレベーターグループに割り当てられているキャビンのエレベータードアを開く時間。これは、エレベータードアが閉じる際にも適用されます。
[Door closure delay]-[閉扉遅れ] DoorClosDel 歩行者がエレベータードアから離れ、ドアが閉じ始めるまでに経過する時間。実際には、光バリアがもう遮断されなくなるまでの時間。
[Door hold time (minimum)]-[ドア固定時間(最小)] DoorHoldTmMin キャビンがある階に停止している間にドアを開いたままにしておくべき最小時間 [s]。
[Main landing level]-[主な停止階] MainLvl シミュレーション開始時に、このエレベーターグループに割り当てられているエレベーターキャビンが停止している階数
[Area behavior type (in cab)]-[エリア挙動タイプ(キャビン内)] AreaBehavTypInCab キャビン内の歩行者によって使用されるエリア挙動タイプ
[Area behavior type (alighting)]-[エリア挙動タイプ(降車)] AreaBehavTypAlight キャビンから降りる歩行者によって使用されるエリア挙動タイプ
エレベーターに乗りたい歩行者がエレベータードアの前に待ち行列を作り、エレベーターから降りる歩行者を通過させる場合があります。これらの待ち行列は、Vissim内のエリア上の、エレベータードアの左右に形成されます。エレベーターから降りる歩行者は、これら2本の待ち行列の間を移動します。待ち行列の形状と整然さは、次の属性に基づきます。
[Queue straightness]-[待ち行列の真直度] QueueStraight

[Queues straightness]-[待ち行列の真直度] は、待ち行列の形状を定義します。値の範囲は0.0~1.0。この値が大きくなればなるほど、列がより真っ直ぐに見えることになります。

  • 0.0:蛇行した待ち行列
  • 1.0:真っ直ぐな待ち行列

デフォルト値は、ネットワーク設定で定義されます (歩行者挙動のネットワーク設定の選択)。このエレベーターグループに対してこの属性が定義されていない場合、これらが使用されます。

待機エリアの待機挙動が定義されていない場合、この属性は、すべてのフロアのこのエレベーターグループおよびすべての歩行者クラスのすべてのエレベーターに影響することになります。

[Queue order]-[滞留の整列度] QueueOrder

[Queue order]-[滞留の整列度] は、待ち行列の中で歩行者がどの程度整然と整列するかを定義します。値の範囲は0.0~1.0。値が大きくなればなるほど、歩行者が順序正しく整然と整列します。

  • 0.0:歩行者はグループに分かれて立っている
  • 1.0:1人1人整列した歩行者の待ち行列が形成される

デフォルト値は、ネットワーク設定で定義されます (歩行者挙動のネットワーク設定の選択)。このエレベーターグループに対してこの属性が定義されていない場合、これらが使用されます。

待機エリアの待機挙動が定義されていない場合、この属性は、すべてのフロアのこのエレベーターグループおよびすべての歩行者クラスのすべてのエレベーターに影響することになります。

デフォルトでは、エリア挙動タイプは、ネットワーク設定のデフォルトとして選択されたエリア挙動タイプに基づきます (エレベーターおよびエレベーターグループの標準タイプのネットワーク設定)

注意: リストでは、 [Attribute selection]-[属性の選択] アイコンを使用し、属性値の表示と非表示を切り替えることができます (リストの列の属性とサブ属性の選択)

右側のリストには、左側のリストで選択されたネットワークオブジェクトに割り当てられたネットワークオブジェクトやベースデータの属性と属性値が示されます (結合リストの使用)

  • エレベーター:このエレベーターグループに割り当てられているエレベーターの属性 (エレベーターの属性)
  • 待機エリア:属性 [Waiting area for elevator group]-[エレベーターグループの待機エリア] が選択されているエリア (エリアの属性)

2.  リストツールバーの [Relations]-[関係] リストで、目的のエントリーをクリックします。

3.  目的のデータを入力します。