運転手または歩行者の3D視点の表示

車両または歩行者を選択し、それぞれの視点からのビューを3Dモードで表示できます。開いているネットワークエディタ内で、別の車両または歩行者を選択し、異なる視点を同時に表示することもできます。

ドライバーや歩行者の3D視点は、カメラ位置として保存できます (カメラ位置としての3D視点の設定)。ドライバーや歩行者の視点は、AVIの録画に利用できます (シミュレーションの録画とAVIファイルとしての保存)

カメラ位置として運転手の視点を選択すると、実世界の場合と同様に、車両そのものは見えません。カメラ位置都市て運転手の外側の視点を選択すると、車両の一部が表示されます。それにより、カメラ位置を自由に選択し、車載あるいは車両の内側のカメラ視点を選択できます。これは、同様に歩行者にも適用されます。

ネットワークエディタ経由の3D視点の表示

注意: [User Preferences]-[ユーザー設定] で、[Right-click creates a new object]-[右クリックで新しいオブジェクトを作成します] を選択した場合は、[Ctrl] キーを押すと次のステップに進みます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)

1.  シングルステップモードのネットワークエディタで、目的の車両または歩行者を右クリックします。

2.  ショートカットメニューで、個々のコマンドをクリックします。

  • [View From Driver's Perspective]-[運転手視点からのビュー]
  • [View From Pedestrian's Perspective]-[歩行者観点からのビュー]

ネットワークエディタで、目的の歩行者が3Dモードで表示されます。

注意: [User Preferences]-[ユーザー設定] で、[Right-click creates a new object]-[右クリックで新しいオブジェクトを作成します] を選択した場合は、[Ctrl] キーを押すと次のステップに進みます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)

3.  視点を終了する場合は、ネットワークエディターを右クリックします。

4.  ショートカットメニューで、個々のコマンドをクリックします。

  • [Leave Driver's Perspective]-[運転手の視点から離れる]
  • [Leave Pedestrian's Perspective]-[歩行者の視点から離れる]

ひとこと: あるいは、2Dモードに切り替えることもできます。

結果リスト経由の3D視点の表示

1.  [Evaluation]‐[評価] メニューから、[Result Lists]‐[結果リスト] > [Vehicles In Network]‐[ネットワークの車両] または [Pedestrians In Network]‐[ネットワーク内の歩行者] をクリックします。

結果リストが開きます。

2.   結果リスト内の目的の車両または歩行者をクリックします。

3.  ネットワークエディタ内の、その車両または歩行者にマークが付きます。

シングルステップモードまたは低速のシミュレーションでは、次の手順をより簡単に実行できます。

4.  ネットワークエディタ内でマークの付いた車両または歩行者をダブルクリックします。

視点が切り替わります。車両または歩行者が目的地に達すると、その視点は自動的に終了します。

5.  視点を編集する場合は、ネットワークエディターを右クリックまたはダブルクリックします。

6.  ショートカットメニューから、[Leave Driver's Perspective]‐[ドライバーの視点から離脱する] または [Leave Pedestrian's Perspective]‐[歩行者の視点を離れる] をクリックします。

シミュレーションは3Dモードで続行されます。