エッジの作成と使用
動的配分の開始時に、Vissimはユーザー定義のノードに基づいて抽象ネットワークグラフを自動生成します。このノード-エッジグラフは、関数を利用して生成することもできます (ノード-エッジグラフの生成)。ノード-エッジグラフは、次のエッジで構成できます。
- ターン関係:ノード内のエッジ
- ノードからノードへのエッジ。エッジは、ノードの境界線から始まり、ノードの境界線で終わります。
標準ネットワークグラフとの相違
ノード-エッジグラフのトポロジーに、交通流モデルの標準ネットワークグラフと比べてわずかな違いしかありません。
- 2つのVissimノード間には複数のエッジが存在する場合があります。
- ノード内のターン関係は、抽象的なエンティティであるだけでなく、Vissimにおいて実際の長さを持つエッジによっても表現されます。
エッジの使用
経路はひとつながりのエッジであるため、エッジは経路検索の基本的な構成エレメントとなります。シミュレーションでは、エッジレベルで旅行時間とコストが記録され、次の反復の際の経路選択に利用されます。
コネクターの属性 [Blocked vehicle classes for dynamic assignment]-[ブロックした車両クラス(動的配分)]([Connector closed to]-[コネクター走行禁止車両])で、車両クラスの番号を選択した結果、このコネクターに対してすべての車両タイプが通行不可となった場合、このコネクターはネットワークグラフエッジには使用されません。管理車線経路がこのコネクターを経由している場合、その管理車線経路決定は有効になりません。
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