長さ、頭上スペース、天井開口部のモデリング
斜面、階段、動く歩道、エスカレーターの長さ、上部空間、天井開口部をモデリングできます。これらの属性はタブ [Installation]-[インストール]、[Design]-[デザイン]、[Width & Balustrade]-[幅と手すり]、[Movement]-[動き] で定義できます (斜面、階段、動く歩道、エスカレーターの属性)。
次の図では、長さ、頭上スペース、天井開口部が線で示されています。
- 階段の斜面の一番下の長さ(1)と頭上スペース(2)は、床面で利用できる空間の計算に使用されます。
- 階段の一番上の頭天井開口部は [length]-[長さ] 属性(3)または [headroom]-[頭上スペース] 属性(4)のいずれかによって決まります。
- 長さ、頭上スペース、天井開口部は、エレメントを使用する歩行者交通流には影響を与えません。
- 下方の床については、構築されるエリアのサイズは障害物の寸法から創出されます。
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注意: 上部には十分なクリアランスを定義します。クリアランスが足りないと、エレメントの下側と歩行者の頭が重なってしまいます。 |
2つのレベルを互いに連結する構造エレメントの厚さが0より大きい場合、3Dで構造エレメントの下に表示される高さが低くなります。これは、開口部の長さやクリアランスの斜面の下部が計算される際に天井や斜面の厚さが考慮されないためです。