経路選択エリアの選択

経路選択エリアを通じ、Vissimは、ルート選択時の相対交通量を計算するためのベースとして歩行者の密度と人数を収集します。

お使いのVissimネットワーク内のすべてのエリアと斜面を、歩行者ルートのスプライン点を含むルート選択エリアとして考慮することができます。あるいは、ルート選択エリアとして使用する個別のエリアまたは斜面を選択することもできます。

部分的ルートのコースを変更し、それに従ってその他のエリア内のスプライン点の位置も変更するときは、手順を繰り返してください。

ルート選択エリアとしてスプライン点を伴うエリアを選択します。

1.  [Lists]-[リスト] メニューから、[Pedestrian Traffic]-[歩行者交通] > [Partial Routes]-[部分的ルート] をクリックします。

2.  選択するエントリーを右クリックします。

3.  ショートカットメニューで、[Automatically generate route choice areas]-[ルート選択エリアを自動生成します]をクリックします。

歩行者の部分的ルートのスプライン点が設定されているすべてのエリアが、ルート選択エリアとして使用されます。ルート選択エリア上の歩行者の人数または密度を計算する結合法を選択できます (歩行者の部分的ルートのモデリング)

ひとこと:  

  • あるいは、ネットワークエディター内で目的の部分的ルートを右クリックし、ショートカットメニューで [Generate route choice areas automatically]-[ルート選択エリアを自動生成します] をクリックします。
  • また、複数の部分的ルートを選択し、ショートカットメニューで、エントリー [Generate route choice areas automatically]-[ルート選択エリアを自動生成します] をクリックします。
[Select an individual area as route choice area]-[個々のエリアをルート選択エリアとして選択]

1.  [Lists]-[リスト] メニューから、[Pedestrian Traffic]-[歩行者交通] > [Partial Routes]-[部分的ルート] をクリックします。

2.  選択するエントリーを右クリックします。

3.  [Relations]-[関係] > [Pedestrian route choice areas]-[歩行者ルート選択エリア] を選択します。

右側のリストが表示されます。割り当てがない場合は、列タイトルのみが表示されます。

4.  リスト内の目的のエリアまた斜面をすべて選択するまで、次の手順を繰り返します。

5.  ショートカットメニューで、[Add]-[追加] をクリックします。

6.  右側のリストで、空のエリアを右クリックします。

デフォルトデータが入った新しい行が挿入されます。

7.  目的のエリアまたは斜面を選択します。