経路選択のベースとしてのコストを計算するための属性
1. [Traffic]-[交通]メニューで、[Dynamic Assignment]-[動的配分] > [Parameters]-[パラメータ]をクリックします。
[Dynamic Assignment: Parameters]-[動的配分:パラメータ] ウィンドウが開きます。
2. [Cost]-[コスト] タブを選択します。
3. 必要な変更を加えます。
[Element]-[エレメント] | [Description]-[説明] |
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[Time interval for edge travel times in path search]-[経路検索におけるエッジ旅行時間の時間間隔] |
平滑化されたエッジ旅行時間が使用される時間間隔:
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[Cost for path distribution with Kirchhoff]-[キルヒホッフによる経路分布のコスト] |
分布モデルに [Stochastic assignment (Kirchhoff)]-[確率的配分(Kirchhoff)] または [Equilibrium assignment]-[均衡配分] を選択している場合に、経路選択のコストを計算するベースとして使用される計算手順。既存の交通量 [Volume (old)]-[交通量(旧)] は考慮されません。
複数の車線があるリンクの場合は、[Measured path travel times]-[測定された経路の旅行時間] オプションの方が、[Sum of edge travel times]-[エッジ旅行時間の合計] オプションよりも正確な結果が得られます。いずれの場合でも、Vissimは、経路のエッジ上の平均旅行時間を判定します。ただし、ノード内の右折の交通は混雑していても直進の交通は流れている場合など、ノードの前のエッジ上の旅行時間が、それ以降に続くさまざまなエッジと大きく違う場合、平均のエッジ旅行時間の重要性は低くなります。したがって、Vissimは、[Measured path travel times]-[測定された経路の旅行時間] オプションを使用する場合は、平均のエッジ旅行時間の合計を使用せず、前回のシミュレーション実行から、少なくとも1つの経路の旅行時間が利用できる場合は、目的地の駐車場に到達するすべての車両の平滑化された旅行時間合計を使用します。過負荷状態のネットワークでは、混雑したエリアの推定エッジ旅行時間の合計はまったく非現実的な合計時間となる可能性があるため、測定された経路の旅行時間のみを使用するのが合理的です。 |
旅行時間の平滑化の方法の選択:
[Files]-[ファイル] タブで、[Store costs]-[コストの保存] オプションを選択する必要があります。[Write evaluations]-[評価の書き込み] オプションが選択されない場合、旅行時間の平滑化は実行されません。その代わり、それぞれのシミュレーション実行ごとに、コストファイル*.bewにリストされたコストが使用されます。 均衡配分を選択している場合、平滑化メソッドは適用されません (経路選択の属性)。 |
4. [OK] で確定します。