コネクターの定義
ネットワークエディタでは、リンクの終了地点と別のリンクの開始地点の間などにコネクターを挿入できます。ドラッグしながらコネクターを開くと、スプライン点を設定して、その方向を変更できます。この操作により、コネクターの挿入時に複雑な曲線をモデリングすることができます。
コネクターは、異なるz座標をもつ2つのリンクを接続することができます。この場合、 Vissim は、コネクターのスプライン点として、スプラインとの調和のとれたコースのz座標を計算します。
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1. ネットワークオブジェクトサイドバーで、[Links]-[リンク] をクリックします。
2. マウスのポインターを使用し、コネクターが開始されるリンク内の位置をポイントします。
リンクのエッジには、移動方向にマークが付きます。
3. [Ctrl] キーを押しながら、マウスの右ボタンを押したままにし、カーブの最初の目的の終了地点までマウスをドラッグします。
コネクター全体が挿入されるまで [Ctrl] キーとマウスの右ボタンを押したままにします。スプライン点を挿入するには、マウスの左ボタンを使用します。
4. [Ctrl] キーとマウスの右ボタンを押したままにして、クリックします。
5. リンク内のコネクターの終了位置に来るまで、スプライン点の追加を続けます。
ネットワークエディタでは、コネクターが2つのリンクの間にカラーで表示されます。直前に作成したコネクターのスプライン点の番号が、ここに追加されます。表示タイプ、車線閉鎖、車線変更の属性はFromリンクから取得します。他の属性値は目的地リンクから引き継がれます。スプライン点を移動させることで、コネクターをより詳細にモデリングできます (リンクまたはコネクターのポイントの編集)。[Connector]-[コネクター] ウィンドウが開きます。新しいコネクターには属性 [Number]-[番号] が割り当てられます。これは、9,999よりも大きな利用可能な番号になります。
6. キーを放します。
コネクターは目的地リンクの次の属性を引き継ぎます。
- BehaviorType
- 表示タイプ
- 厚さ(3D)
- 勾配
- 視覚化
- 分類した値を表示
- 車線変更:車線変更なし
- 車線変更:ブロックした車両クラス
7. 属性を編集します (コネクターの属性)。
8. [OK] で確定します。
属性は、[Links]-[リンク] リストに保存されます。
スプラインを再計算することによって、ポイントの移動後などに、コネクターのコースを調整できます (スプラインの再計算)。