アドオンモジュール、交通依存型VAPプログラミング
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注意: アドオンモジュールのライセンスが必要です。 |
アドオンモジュールVAPを使用すると、記述言語VAPを使用してプログラム可能な制御ロジックをモデリングできます。これらはRiLSA 1992および2010に応じて、表示タイプAおよびBで作成する必要があります。
VS-PLUSやTrafficLanguage(TL、Siemens)とは異なり、VAPは、様々な信号メーカーのデバイス上で同じフォームで実行できる制御手順ではありません。ただし、VAPを使用して、ほぼすべての制御手順はエミュレートできます。
Vissimエディションでは、VAP用の*.dllファイルが用意されています。購入された64ビットライセンスに応じて、64ビット版のファイルが提供されます。
VAPマニュアルには、VAPスクリプト言語の説明が記載されています。デフォルトでは、VAPマニュアルは Vissim インストールのディレクトリ ..\Doc\<language ID> に保存されます。
Vissigで、 *.pua データファイルを作成する場合、信号グループの名前など、名前や識別子に特殊文字を使用しないようにします。詳細については、VAPマニュアルの [Identifier names]-[識別子名] のセクションを参照してください。
1. [Signal Control]-[信号制御] メニューから、[Signal Controllers]-[信号コントローラ] をクリックします。
[Signal Controllers]-[信号コントローラー] リストが開きます。
デフォルトでは、リストを編集できます (リストの使用)。
2. 選択するエントリーを右クリックします。
3. ショートカットメニューで、[Edit]-[編集] をクリックします。
[Signal Controller]-[信号コントローラー] ウィンドウが開きます。
4. [Type]-[タイプ] フィールドで [VAP] を選択します。
5. 必要な変更を加えます。
[Element]-[エレメント] | [Description]-[説明] |
---|---|
[Program file]-[プログラムファイル] | ProgFile:ノードを制御する制御ロジックの*.dllや*.exeファイル。デフォルトでは、vap216.dllとなります。 |
[Interstages file]-[ステージ間ファイル] | ファイル*.puaをステージ間とともに選択します。 |
[Logic file]-[ロジックファイル] |
VAP制御用の信号コントローラープログラムロジックを持つ*.vapファイル。 VAPコードの最終行に終了記号があることを確認してください。そうでないと、VAPコードが正しく生成されないか、まったく生成されない可能性があります。 |
[Program no.]-[プログラム番号] | ProgNo:シミュレーションされる信号プログラム。シミュレーションの実行がコシングルステップモードの場合は、プログラムの変更が可能です。[OK] で新しい信号プログラム番号を確定すると、次のシミュレーション秒で切り替えがトリガーされます。 |
[Debug mode (VisVAP)]-[デバッグモード(VisVAP)] | [Debug mode enabled]-[デバッグモード有効](Debug):![]() |
VisVAPによるグラフィック表示とフロー図の編集
VisVAPは、プログラミングの知識がなくても信号プログラムを作成できる便利なプラットフォームです。VisVAPは、VAPと合わせて利用できます。VisVAPは、次の機能を提供します。
- グラフィック表示とフロー図の編集
- VAPソーステキストへのVAPフロー図の変換
- シミュレーション時の信号フローのシーケンスの追跡。
- [Pedestrian routes (static)]-[歩行者ルート(静的)] と [Pedestrian routes (partial route)]-[歩行者ルート(部分的ルート)] の相対交通量の指定。
VisVAPに関する詳細は、VissimインストールのDocディレクトリにあるファイル[VisVAP_<Version>_<Language>.pdf]-[VisVAP_<バージョン>_<言語>.pdf]で確認できます。