アドオンモジュール外部信号制御信号コントローラー

注意: アドオンモジュールのライセンスが必要です。

アドオンモジュールを使用すると、信号制御手順をシミュレートできます。それを個別の実行可能なプログラム(*.exe)またはプログラムライブラリ(*.dll)として使用できます。これらは、PTV GROUPや他のプロバイダーが提供する標準の手順、またはユーザーが自分で開発した手順(APIアドオンを使用)のいずれかになります。

ファイルは、プログラミング言語CまたはC++である必要があります。

注意: DLLファイルは、使用する Vissim-64ビットバージョンに合わせて適切にコンパイルされている必要があります。

一部の制御手順では、供給ファイルは*.inpxファイルと同じディレクトリに保存されることになっています。制御ファイルが制御手順の要件を満たさないディレクトリに保存されると、プログラムがクラッシュする場合があります。制御手順、固定時間/Vissig、VAPおよびRBCの供給ファイルは、Vissimがアクセスできる任意のディレクトリに保存することができます。Vissimでは、供給ファイルを特定のディレクトリに保存する必要はありません。供給ファイルについてご不明な点があれば、制御手順の開発元にお問い合わせください。

信号コントローラータイプ [Externa]-[外部] を含むライセンスを持っている場合、APIソースコードモジュールとドキュメントは、 Vissim インストールの API ディレクトリにあります。

1.  [Signal Control]-[信号制御] メニューから、[Signal Controllers]-[信号コントローラー]をクリックします。

[Signal Controllers]-[信号コントローラー] リストが開きます。

2.  選択するエントリーを右クリックします。

3.  ショートカットメニューで、[Edit]-[編集] をクリックします。

[Signal Controller]-[信号コントローラー] ウィンドウが開きます。

4.  [Type]-[タイプ] フィールドに [External]-[外部] を選択します。

5.  必要な変更を加えます。

[Element]-[エレメント] [Description]-[説明]
[Program file]-[プログラムファイル]

ProgFile:制御ロジックを備えたユーザー定義のDLLファイル

[Dialog DLL file]-[ダイアログDLLファイル]

GUIFile:供給インターフェイスのユーザー定義のDLLファイル

[Data file 1]-[データファイル1]

SupplyFile 1:制御ロジックのデータ

注意: この供給ファイルが必要になるのは、ユーザー定義のDLLファイルのプログラムテキストに制御ロジックのデータを入れたくない場合にのみです。

[Data file 2]-[データファイル2]

SupplyFile2:制御ロジックのデータ

[Controller parameters]-[コントローラーのパラメータ]

ProgNo[Program number]-[プログラム番号]):シミュレーションする信号プログラム。信号プログラム番号を、タイプ [External]-[外部] の信号コントローラーに指定できます。シミュレーション実行中にも指定できます。

[Debug mode]-[デバッグモード]

[Debug mode enabled]-[デバッグモード有効]Debug): このオプションが選択された場合、シミュレーション中に信号フローをフォローできます。

[WTT files]-[WTTファイル]

WTTFile:値タイプテーブル:このテーブルには、制御ロジックとSC感知器記録や [Signal times table]-[信号時間テーブル] ウィンドウの表示のタイプに関するデータタイプを含みます.デフォルトでは、 vissig.wtt ファイルは Vissim インストールの exe フォルダーに保存されます。WTTファイルは必ずしも指定する必要はありません。

プログラムファイル、ダイアログDLL、*.wttファイルへのパスの入ったファイル名は、外部の信号コントローラーに転送されます。パスは相対パスとして保存されます。これらのパスには、 *.inpx ネットワークファイルが格納されている現在のデータディレクトリと、VISSIM 230.exe ファイルが格納されているプログラムディレクトリが入っています。したがって、データディレクトリを移動したり、別のコンピューターにコピーした場合でも、このパスは機能します。

注意: [External]-[外部] タイプの信号コントローラーの信号プログラム番号は、シミュレーション実行中に指定することもできます。信号プログラムは、次の切り替えポイントで変更されます。

英語版のドキュメント
  • ..\<VISSIMバージョン>\API\SignalControl_DLLs\SC_DLL\SC_DLL_Interface.doc
  • ..\<VISSIMバージョン>\API\SignalControl_DLLs\Examples\