抽象ネットワークモデルの適応型インポートプロセス

1.  ネットワークをVissimにインポートします (Synchroからのデータのインポート)

2.  Vissimにネットワークを保存します。

3.  Vissim内のネットワークを編集します。たとえば、リンクポリゴンのコースの調整や旅行時間セクションの定義が可能です。

4.  シミュレーションパラメータを定義します。

5.   シミュレーションを実行します。

6.  シミュレーション結果をチェックします。たとえば、信号制御が最適でないと判断できる場合は、これはソースネットワークのSynchroアプリケーションで調整する必要があります。

7.  Synchroで必要な変更を加えます。

8.   Synchroでソースネットワークを保存します。

9.  Vissimにおける適応型インポート用にソースネットワークをエクスポートします。

10.  Vissimにネットワークを適応的にインポートします (Synchroネットワークの適応型インポート)

Vissimは、元々インポートされたデータと抽象ネットワークモデルの新しいデータを比較します。この場合、たとえば、信号設定だけが違う場合などは、信号設定のデータがVissimで再度生成されます。ここでは、手動で調整されたリンク、コネクターおよび旅行時間セクションは、Vissimに保持されます。

注意:  

  • 適応型インポートは、現在のネットワークが、元々同じ外部アプリケーションで生成された場合のみ実行することができます。
  • データインポート時には、ネットワークを開いておく必要があります。
  • モデリングされたネットワークとは異なり、インポートされたネットワークは、既存の背景地図または別のファイルベースの背景上で正しく表示されません。背景画像を使用する場合は、インポートされたネットワークが背景画像と合うように配置してください (背景位置へのVissimネットワークのマッピング)(背景画像の配置)
  • インポートされたネットワークの品質はインポートされたデータの正確さによって異なりますが、通常は最低限の調整しか必要とされません。