背景位置へのVissimネットワークのマッピング

ライブマップ内のあるポイントを基準ポイントとして定義し、Vissimの対応する座標に割り当てることができます。

既存の Vissim ネットワークに割り当てることができます。ここでは、Vissimネットワークのポイントを、ライブマップ内の対応するポイントに割り当てます。Vissimは、ライブマップのサイズを調整し、Vissimネットワークの対応する位置に移動します。両方の基準ポイントの座標がネットワーク設定に表示されます。

この割り当てにより、ネットワークオブジェクトの配置や寸法は変化しません。

注意: 背景マップとVissimネットワークを割り当てる際、[Move network]-[ネットワークの移動] 機能は使用しないでください (ネットワークの移動)。この機能を使用しなければ、誤ったサイズ調整を回避できます。ライブマップの割り当てには次の手順を実行します。

ライブマップ内の座標の割り当て

1.  目的のライブマップが表示されていることを確認します (インターネットからのライブマップのアクティベーション)

デフォルトでは、背景マップにより、マップの非常に大きなセクションが表示されている場合があります。したがって、Vissimネットワークと目的のマップセクションが表示されるまで、ライブマップに大きくズームインし、長い距離を移動しなければならない場合があります。

2.  Vissimネットワークが、目的の精度で座標を割り当てられる程度の十分な詳細度で表示される大きさになるまでVissimネットワークにズームインします。

3.  ライブマップ上のポイントに割り当てたいVissimネットワークの基準ポイントを右クリックします。

4.  ショートカットメニューの [Map this Point to Background Position]-[このポイントを背景位置にマッピングします]をクリックします。

マウスのポインターが十字線に変わります。選択したネットワークオブジェクトがプレビュー表示され、マッピングを行いやすくなります。

5.  マウスのポインターをライブマップの目的のポイントまで移動します。

6.  そのポイントをクリックします。

Vissimネットワークが、ライブマップ上の目的の位置に配置されます。Vissimとライブマップの座標が割り当てられます。座標を再度割り当てることもできます。

7.  必要に応じて、ネットワーク設定での座標をチェックしてください (基準ポイントの表示)

たとえば、ネットワークを移動することにより、ネットワークの基準ポイントの座標がネットワーク外部に出てしまった場合などは、Vissimは規準点をネットワークの中心にリセットします。