背景画像対応のファイルフォーマット

Vissimでは、グラフィックファイルに次のファイルフォーマットを使用できます。

ラスターフォーマット

*.bmp

Windowsビットマップ、2D

*.jpg

JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に準拠した圧縮画像

*.png

Portable Network Graphics。品質を劣化させずに圧縮

*.tga

Targa(Truevision Advanced Raster Graphics Array)画像ファイル。非圧縮、または品質を劣化させずに圧縮。アルファチャンネル、ガンマ補正およびテキストの値もメタ情報として保存します。

*.tif

Tagged Image File Format、非圧縮またはPackBits圧縮

*.sid

Mr. SIDファイル。ベストの解像度で表示します。

*.ecw

Enhanced Compressed Wavelet。航空画像など、大きいラスターグラフィック用。*.ecwファイルフォーマットには次のような利点があります。

  • 高い圧縮率
  • 視覚的欠陥のない画像品質
  • その他のファイルフォーマットとは異なり、Vissimネットワーク内を移動する際に顕著な遅延の原因となりません。

Vissim用として推奨される圧縮率:

  • 高品質の場合は9:1
  • ロード時間を短縮した良好な品質の場合は20:1

 

ベクターフォーマット

*.dwg

Autodesk AutoCADTMの新たなバージョンに対して更新されます。

*.dxf

Autodesk AutoCADTMの新たなバージョンに対して更新されます。

*.emf

Windows Enhanced Metafile

*.wmf

Windows Metafile

*.shp

空間データの外形ファイルは、2Dモードと3Dモードで透過性を Vissim がサポートします。

 

ドキュメントのフォーマット

*.pdf

PDFファイルのページをベクターグラフィックとして挿入

  • Vissim 64ビット版は、DWG2013までの *.dwg バージョンのファイルフォーマットをサポートしています。
  • ファイルをAutoCADで保存する場合、AutoCADは、位置、変換ベクトル、回転をともなう現在のレイアウトを、*.dwgまたは*.dxfファイルに保存します。
  • これらのレイアウト設定は、ロードされた背景画像の表示に Vissim で可能な限り考慮されます。
  • *.dwgファイルの歩行者エリアと障害物のインポートの場合は、グラフィック表示でこれらのレイアウト設定が考慮されません。
  • AutoCADで *.dwg または *.dxf ファイルを保存する際、現在のレイアウト設定が Vissimで背景画像として使用するのに適したファイルであることを確認してください。それは特に、Vissim のファイルから歩行者用の建築エレメントをロードした後、*.dwg ファイルを背景画像としてロードする前に必要です。