静的3Dモデルの使用

静的3Dモデルは、建物や工場などの静的オブジェクトのリアルなモデルです。ネットワークエディタでは、2Dおよび3Dモードで3Dモデルを挿入し、編集することができます。

デフォルトでは、Vissimはインストール中に3Dモデルを..\exe\3DModelsディレクトリに保存します。

ファイル形式 *.v3d*.skp および *.fbx のスタティック3Dモデルには、アニメーションが含まれていることがあります。これらのアニメーションが 、 Vissimで定義されると、個々の状態に分解されます。

3Dモデルの描画には、より多くの計算時間が必要です。このため、3Dモードに切り替えるには数秒間かかる場合があります。

次のファイル形式の3Dモデルを追加できます。

対応ファイル形式 モデルファイル
*.v3d Vissim-3D

*.fbx

Autodesk Filmboxフォーマット。*.v3dファイルには、ドアの開閉や自転車利用者のペダリングの動きなど、モデルのアニメーションに関係する動きのステータスが含まれる場合があります。

*.skp

SketchUpファイル、*.skpをネットワークにインポートし、編集し、ロードすることができます。

  • Vissim 7では、32ビット版のみ、2014年版までのSketchupモデルを追加できます。
  • Vissim 8から、32ビット版では、バージョン2014までのSketchupモデルを追加することができます。64ビット版では、バージョン2015までのSketchupモデルを追加できます。
  • Vissim 10の場合、32ビット版では、バージョン2014までのSketchupモデルを追加することができます。64ビット版では、バージョン2017までのSketchupモデルを追加できます。
  • Vissim 11から、64ビット版では、バージョン2018までのSketchUpモデルを追加できます。
  • Vissim 2020.00-08からは、バージョン2020までのSketchUpモデルを追加できます。
*.3ds Autodesk 3ds Max
*.dwf バージョン 6.01 以降の Autodesk Designウェブフォーマット

3Dモードでは、有効化されたマッププロバイダー((3Dグラフィックパラメータのリスト) )から提供された建物を表示することもできます 。これらの建物が建物モデルと重なる場合、マッププロバイダーから建物を選択し、非表示にすることができます。