時間分布の使用

次の場合に滞留時間分布を使用できます。

  • 駐車場での遅延停止。時間間隔ごとに [Parking Lot]-[駐車場] タイプの経路決定に対して指定できます (車両経路、部分的車両経路および経路決定のモデリング)
  • 管理車線や国境検問所など、停止標識を通過した料金カウンターでの待機時間
  • 公共交通停留所:バスや路面電車などの公共交通車両の場合、この方法で乗客の乗降に必要な時間を指定します。乗降時間の計算方法が使用されていない場合、Vissimの停車時間分布をすべての公共交通停留所または鉄道の駅に割り当てる必要があります。
  • 駐車場からバックで出庫してから前進するまでの、駐車場を出てから車両が停止している時間を設定します。この期間は、駐車場の属性[Direction change duration distribution]-[方向変更時間分布]によって定義されます (駐車場の属性)。デフォルト値:時間分布5秒、下限0.00、上限15.00、標準偏差1.00、平均値5.00。

確率は、定義された最大滞留時間に至るまで上昇していき、値1となります。