Visum配分の自動計算
動的配分は、Visumの静的配分に基づいて、自動的に計算できます。その後、それを用いてシミュレーションを実行できます。
自動計算の開始
Vissimの [Traffid]-[交通]メニューで、[Dynamic Assignment]-[動的配分] > [PTV Visum Assignment]-[PTV Visum配分]をクリックします。
Visum配分が、Visumコンバーターを使用して計算されます。Visumコンバーターは、Vissimのインストールに付属の標準機能です。Visumコンバーターは、VisumのルートをVissim経路ファイル*.wegに格納します。同じ名前の経路ファイルがすでに保存されている場合、Vissimはバックアップファイル*.bakを保存します。経路ファイルの名前は変更できます (トリップチェーンファイル、マトリックス、経路ファイルおよびコストファイルの属性)。
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注意:
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シミュレーションの実行
自動計算実行後は、それ以上の作業を行わなくても、Vissimでシミュレーションを実行できます (シミュレーションの実行)。また、複数のシミュレーションを実行することもできます (シミュレーションパラメータの定義)。最初の反復では、Visumが算出した経路が使用されます。最初の反復の後は、Vissimで生成された経路ファイルとコストファイルが使用されます。ファイル名は維持されます。
Vissimネットワークに、Visumで使用できる最大ノード数(2,147,483,647)を超える数のノードがある場合、配分を計算できません。[PTV Visum Export]-[PTV Visumエクスポート]ウィンドウが開きます。
1. Visumで許容される最大ノード番号未満となるように、Vissimのノード番号を変更します。
2. メニュー[Traffic]-[交通] > [Dynamic Assignment]-[動的配分] > [Calculate PTV Visum Assignment]-[PTV Visumの配分の計算]を選択します。
計算時の警告、メモ、デバッグメッセージの表示
配分の自動計算では、[Message]-[メッセージ] ウィンドウに警告、メモ、デバッグメッセージが表示されます。
- ► [View]-[ビュー]メニューで、[Messages]-[メッセージ]をクリックします。
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