3D交通信号の属性

ネットワークオブジェクトを挿入した場合に、オブジェクト作成後に自動的に編集ダイアログを開くように選択していたら、[3D Traffic Signal]-[3D交通信号] ウィンドウが自動的に開きます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)。デフォルトでは、3D交通信号リストのみが開かれます。

このウィンドウには、ネットワークオブジェクトの属性値を入力します。すでに定義済みのネットワークオブジェクトには、次の機能を使用してウィンドウを呼び出すことができます。

  • ►  ネットワークオブジェクトタイプのネットワークオブジェクトのリストで、目的のネットワークオブジェクトがある行をダブルクリックします。
  • ►  ネットワークエディタで、目的のネットワークオブジェクトを選択します。次に、そのショートカットメニューから、[Edit]-[編集] をクリックします。

ネットワークオブジェクトには追加属性がある場合があります。ネットワークオブジェクトタイプのネットワークオブジェクトリストでは、すべての属性と属性値を表示できます。次の機能を使用してリストを開くこともできます。

ネットワークオブジェクトタイプのネットワークオブジェクトリストでは、ネットワークオブジェクトの属性と属性値を編集できます (リストのセルの選択)(リストの使用)

このオブジェクトタイプのオブジェクトは他のオブジェクトとの関係を持つことがあります。 これが、属性リストが結合リストの一部として表示される(左側に)理由です 。[Lists]-[リスト] ツールバーの [Relations]-[関係] ボックスでは、目的の関係の属性が右側に表示された結合リストを表示したり、編集したりできます(以下の「関係としての依存型オブジェクトの表示と編集」を参照)および (結合リストの使用)

注意: リストでは、 [Attribute selection]-[属性の選択] アイコンを使用し、属性値の表示と非表示を切り替えることができます (リストの列の属性とサブ属性の選択)

1.  プレビューで、目的のエレメントをクリックするか、または左側のセクションで目的の項目[Signal mast]-[信号マスト][SigArms <No>]-[信号アーム<番号>][Signal head <No>]-[信号機<番号>][Sign <No>]-[標識<番号>]、または[Sign <No>]-[ライト <番号>]をクリックします。

プレビューでは、エレメントが選択されます。右側のセクションに、 [Properties]-[プロパティー] が表示されます。

2.  必要な変更を加えます。

マストプロパティ [Description]-[説明]
[Type]-[タイプ]

[Mast style]-[マストのスタイル]MastStyle):支柱の表面

[Height]-[高さ]

マストの垂直方向の長さ、デフォルト3,000m

直径

[MastDiam]-[マストの直径]:マストの直径、デフォルト0.14 m

[Color]-[カラー] ボックス内をクリックしてカラーを定義または選択します。
相対位置(x)

マストを挿入位置のx軸方向に移動します。負の値はマストを左に移動します。使用される値は、ネットワークエディターに2Dで、緑の菱形が青い正方形から移動する範囲によって表されます。

相対位置 (y)

マストを挿入位置のy軸方向に移動します。負の値はマストを前方に移動させます。使用される値は、ネットワークエディターに2Dで、緑の菱形が青い正方形から移動する範囲によって表されます。

相対位置(z) マストを垂直に移動します。負の値はマストを下方向に移動させます。
PosZOffset

[Position (z-offset)]-[位置(zオフセット)]:マストの足のベースの高さ。たとえば、橋の上のマストの場合は0より大きな値となります。

[Sca;e]-[スケール] ネットワークエディターの3Dモデルをズームインまたはズームアウトします。デフォルト値1000

 

アームのプロパティ [Description]-[説明]
[Type]-[タイプ]
  • [Basic]-[ベーシック]: 斜めフレームのない垂直チューブ
  • [Double framed (down)]-[ダブルフレーム(下)]:アームの端から斜め下きに信号マストまで斜めのフレームがある垂チューブ
  • [Double framed (up)]-[ダブルフレーム(上)]:アームの端から斜め上に信号マストまで斜めのフレームがある垂直チューブ
[Flipped]-[フリップ]

アームを右向きにしたい場合は、このオプションを選択します。

アームを左向きにしたい場合は、このオプションの選択を解除します。

[Length]-[長さ] デフォルトは5,000 m

 

信号プロパティ [Description]-[説明]
[Type]-[タイプ]
  • 自家用交通(垂直)
  • 自家用交通(水平)
  • 歩行者/自転車
  • 公共交通

[Type]-[タイプ] により、[Layout]-[レイアウト] リストでさまざまな信号機のレイアウトを選択できます。これらはフィールドの数に従ってソートされます。

[Layout]-[レイアウト]

定義された信号グループのリストから、希望する旅行方向の信号グループを選択します。カウンターを持つレイアウトを定義することもできます(カウンター付きのレイアウトの定義)

 

交通標識のプロパティ [Description]-[説明]
[Shape]-[形状] 幾何学的形状
[Width]-[幅]

形状の中で、最も横方向に長い部分の長さ、デフォルト1000 m

[Height]-[高さ] 形状の中で、最も縦方向に長い部分の長さ、デフォルト5000 m
内面幅 フレーム付き交通標識の場合:内面幅の水平長、デフォルト0.950 m
内面高さ フレーム付き交通標識の場合:内面幅の垂直長、デフォルト0.950 m
内面位置 (x)

内面を x 軸方向に移動、デフォルト 0.025 m

内面位置 (y)

内面を y 軸方向に移動、デフォルト 0.025 m

内面位置 (z) 内面を垂直方向に移動、デフォルト 0.025 m
[Texture]-[テクスチャ] テクスチャ付きのグラフィックファイルを選択して表示します。デフォルトでは、 Vissim インストールのディレクトリ [..\Exe\3DModels\Textures\Signs]-[..\Exe\3DModels\Textures\Signs]が開かれます。
[Border color]-[境界線のカラー] ボックス内をクリックしてカラーを定義または選択します。
[Background color]-[背景のカラー] ボックス内をクリックして、内面のカラーを定義または選択します。

 

街灯のプロパティ [Description]-[説明]
[Length]-[長さ] デフォルトは3,000 m
[Flipped]-[フリップ]

街灯を右向きにしたい場合は、このオプションを選択します。

街灯を左向きにしたい場合は、このオプションの選択を解除してください。

関係としての依存型オブジェクトの表示と編集

このネットワークオブジェクトタイプの属性と属性値が左側のリストに表示されます。これは、2つの結合リストで構成されています。

1.  左側のリストで、目的のエントリーをクリックします。

右側のリストには、左側のリストで選択されたネットワークオブジェクトに割り当てられたネットワークオブジェクトやベースデータの属性と属性値が示されます (結合リストの使用)

  • 信号アーム:[Add Arm]-[アームの追加] ボタンを使用して割り当てられた信号アーム
  • 信号機:[Add Signal]-[信号の追加] ボタンを使用して割り当てられた信号機
  • 街灯:[Add Light]-[ライト追加] ボタンを使用して割り当てられた街灯
  • 交通標識:[Add Sign]-[標識の追加] ボタンを使用して割り当てられた交通標識

属性の詳細は、上記を参照してください。

2.  リストツールバーの [Relations]-[関係] リストで、目的のエントリーをクリックします。

3.  目的のデータを入力します。

データが割り振られます。