歩行者インプットの定義

歩行者インプットは、エリア上に配置されます。歩行者インプット内の歩行者は、このポイントでは生成されず、エリア内のさまざまな位置にランダムに生成されます。このため、このエリアの形状とサイズを使用して、Vissimが選択されたスポットか、あるいは広いエリアのいずれに歩行者を作成するかを決定することができます。

注意:  

  • ネットワークオブジェクトを追加する際に、[Ctrl] キーを押す必要がないように指定できます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)
  • 一部のネットワークオブジェクトの場合、ネットワークオブジェクトの属性を定義し、編集できるウィンドウがあります。すべてのネットワークオブジェクトには、このためのリストがあります。ネットワークエディタでのネットワークオブジェクトの定義のために、ウィンドウまたはリストを開くか、そのいずれも開かないかを選択できます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)

1.  ネットワークオブジェクトサイドバーで、[Pedestrian Inputs]-[歩行者インプット] を選択します。

2.  [Ctrl] キーを押し、歩行者エリア内の歩行者インプットの目的の位置を右クリックします。

歩行者インプットが定義されます。デフォルトでは、歩行者エリアには青い輪郭の黒い円が表示されます。歩行者エリアは緑色で表示されます。オブジェクト生成後にリストを自動的に開く設定になっている場合、[Pedestrians Inputs]-[歩行者インプット] リストが開きます (オブジェクト作成後の右クリックの挙動と操作)

デフォルトデータが入った新しい行が挿入されます。

[Volume]-[交通量]Volume)のデフォルト値は0です。[Pedestrian composition]-[歩行者構成]PedComp)のデフォルト値は、[Pedestrians]-[歩行者] です。歩行者インプットに対して定義されたすべての時間間隔で、両方のデフォルト値が有効です。

このネットワークオブジェクトタイプの属性と属性値が左側のリストに表示されます。これは、2つの結合リストで構成されています。

3.  左側のリストに目的の属性値を入力します (歩行者インプットの属性)

次の手順で、目的のネットワークオブジェクトを選択した歩行者インプットに割り当てます。

右側のリストには、左側のリストで選択されたネットワークオブジェクトに割り当てられたネットワークオブジェクトやベースデータの属性と属性値が示されます (結合リストの使用)

  • エリア:エリア属性
  • 時間間隔ごとの歩行者交通量:交通量を入力するか、歩行者構成を選択している状態で、[Pedestrian volumes by time interval]-[時間間隔ごとの歩行者交通量] を選択すると、最初の時間間隔の歩行者交通量の属性が表示されます。

4.  リストツールバーの [Relations]-[関係] リストで、目的のエントリーをクリックします。

右側のリストが表示されます。割り当てがない場合は、列タイトルのみが表示されます。

5.  右側のリストに目的の属性値を入力します (歩行者インプットの属性)

6.  選択した歩行者インプットに定義する歩行者交通量を増大したい場合は、右側のリストに入力する時間間隔を増やします。

データが割り振られます。