停止標識と料金カウンターのモデリング

通行権制御と停止標識の組み合わせの交差点へのアクセス道路上の停止標識をモデリングします。

優先ルールは、最小クリアランスと最小ギャップ時間だけでなく、交錯交通も考慮します。ただし、交錯する交通があるかどうかに関係なく、停止標識は、少なくとも1つの時間ステップの間、車両を停止させます。

交錯エリアはまた、希望加速度、最大加速度、両方の流れの2つの車両の車長を考慮し、優先ルールよりも運転挙動をよく反映します(運転挙動をモデリングするには、優先ルールよりも交錯エリアを使用する方が適しています。)

通行料金カウンターは、停車時間分布値を追加で割り当てられる、停止標識のバリエーションです。

停止標識は、次のようなモデリングシナリオに使用できます。

  • [Regular stop sign]-[通常の停止標識]:停止標識と優先ルールを定義する必要があります。停止標識を、優先ルールの停止線(赤)と同じ位置に配置します (優先ルールのモデリング)
  • [Signal controller with turn on red]-[赤信号でのターンを許可する信号コントローラー]:赤信号での右折が許可されます。Green arrow]-[緑色の矢印] タブで、選択した [SC] の選択した信号グループがを示す場合にのみ停止標識を有効にするには、[Only on red]-[赤信号の場合のみ] を選択します。
  • [Toll counter]-[料金カウンター]、税関や料金ゲートなど:車両は、属性 [DwellTmDistr][Dwell time distribution]-[停止時間分布])に定義された時間分布に応じて停止します。[Time Distribution]-[時間分布] タブで、[Use time distribution]-[時間分布を使用]UsesDwellTmDistr)を選択します。