Visumにおける視覚化のためのノードとエッジのエクスポート

動的配分後、Visumにおける視覚化のために動的配分からネットワークと経路をエクスポートすることができます。経路と交通量を Visumでグラフィック表示し、分析できます。プロセスにおいて、Vissimは次のファイルを作成します。

  • Visumバージョンファイル*.ver
  • Visumネットワークファイル*.net
  • 複数のVisumルートファイル*.rim

ネットワークファイルとルートファイルのデータはバージョンファイルにも含まれます。

1.  Vissimで目的のネットワークを開きます。

2.  動的配分が実行済みであることを確認してください。

3.  [File]-[ファイル] メニューから、[Export]-[エクスポート] > [PTV Visum (Nodes/Edges)]-[PTV Visum(ノード/エッジ)] をクリックします。

[PTV Visum Export]-[PTV Visumエクスポート] ウィンドウが開きます。

4.  [For visualization in Visum (with Vissim paths]-[Visumでの視覚化用(Vissim経路付き)] を選択します。

5.  ボタン をクリックします。

6.  バージョンファイル *.verのディレクトリとファイル名を指定します。

注意: バージョンファイルで指定できるのは、ディレクトリとファイル名のみです。ファイル*.verと併せて、このエクスポートでは、Visumネットワークファイル*.netと複数のVisumルートファイル*.rimが作成されます。

7.  [OK] で確定します。

注意:  

  • Visumマトリックスファイル*.mtxは、Vissimマトリックスの総需要からエクスポート用に生成されます。エクスポート時間間隔(シミュレーションの開始時間 + シミュレーション時間)における需要のみがデータエクスポートで考慮されます (シミュレーションパラメータの定義)Vissimマトリックスが報告時間間隔ないに完全に収まっていない場合、エクスポート時間間隔内にある部分だけがエクスポートされます。需要は複合的なものとなります。したがって、それぞれのVissim車両タイプおよび車両クラスに対する個別のマトリックスは取得されません。
  • ルートインポートファイルには動的配分の結果の経路と交通量が含まれているため、ルートインポートファイルは Vissim コストファイルと経路ファイルが利用可能な場合にのみエクスポートされます。動的配分の間隔をそれぞれ計算するために、別個のファイル *.rim が生成されます.

 

注意:  

  • コストファイルとパスファイルが存在しない場合、警告が表示され、ネットワークデータとマトリックスデータのみがエクスポートされます。
  • 車両クラスに対するエッジとコネクターの閉鎖は、Visumに転送されます。したがって、それらを割り当てで考慮することができます。Visumは、Vissimでも使用できないパスをデフォルトでは使用しません。これにより、異なるターン関係が想定されるか、あるいは異なるターン関係につながる2つのVissimノード間の互いに素な平行なエッジは除外されます。これらは、その後、共通エッジとしてVisumにエクスポートされます。これにより、Vissimでは使用できない経路に対してVisumにおける割り当てが生じる可能性があります。

 

ひとこと: 追加の情報については、[Using interfaces for data exchange]-[データ交換のインターフェイスの使用] セクションにあるVisumのヘルプの、Visum[Importing routes]-[ルートをインポートします] の項目を参照してください。