管理レーン施設の決定モデルの定義
決定モデルによって、車両が管理レーンを使用する実際の確率が求められます。これは、管理レーンの現在の効用性によって決まります。
管理レーンの効用性Uは、次の式によって求められます。
U(通行料金) = コスト係数 ● 通行料金率 + 時間係数 ● 増加時間 + 基準効用
したがって、増加時間は一般目的の経路での旅行時間と、最後の更新間隔時に決まる管理レーンでの旅行時間の差になります。
一般目的の経路の効用性は、自身と比較すると通行料金も増加時間もないため、常にゼロとなります。
U(一般目的)= 0
管理レーンの使用を決める確率は、ロジットモデルに応じて計算され、次の式が適用されます。
1. [Traffic]-[交通]メニューで、[Managed Lanes Facilities]-[管理車線施設]をクリックします。
[Managed lanes Facilities]-[管理レーン施設] リストが開きます。
2. 左のリストから必要な管理レーン施設を選択します。
3. リストツールバーの [Relations]-[関係] リストで、[Decision models]-[決定モデル] をクリックします。
4. 右側のリストの行ヘッダーを右クリックします。
5. ショートカットメニューで、[Add]-[追加] をクリックします。
デフォルトデータが入った新しい行が挿入されます。
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注意: リストでは、 |
6. 必要な変更を加えます (管理レーン施設の定義)。
データが割り振られます。