コマンドプロンプト経由でのPTV Vissimの起動

コマンドプロンプト経由でVissimを起動することもできます。ここでは、パラメータを使用してさまざまな起動オプションを制御できます。

1.  Windowsキーと [r] キーを同時に押します。

[Run]-[ファイル名を指定して実行] ウィンドウが開きます。

2.  [Browse]-[参照] ボタンをクリックします。

[Browse]-[参照] ウィンドウが開きます。

3.  VissimインストールのExeディレクトリを参照します。デフォルトでは次のようになります。

C:\Program files\PTV Vision\PTV Vissim 2023.00-00\Exe\

4.   VISSIM230.exeをダブルクリックします。

[Browse]‐[参照] ウィンドウが閉じます。[Open]‐[開く] ボックスの、[Start]‐[開始]ウィンドウにパスが入力されます。

5.  [Open]‐[開く] ボックスの ..\VISSIM 2023.exe の後にスペースを入力します。

6.  スペースの後に、目的のコマンドラインパラメータを入力します。

[Parameter]-[パラメータ] [Description]-[説明]

-automation

その後に開始されるCOMスクリプトに対し、Vissimを自動モードのCOMサーバーとして提供します。

<入力ファイル>

指定されたネットワークファイル*.inpxまたは*.inpをロードします。ネットワークファイルがExeディレクトリに保存されていない場合は、<入力ファイル>の前にパスを入力します。

パスにスペースが含まれている場合は、たとえば "C:\Program Files\PTV Vision\PTV Vissim 2023.00-00\Exe\Vissim230.exe" Busmall.inpx のように、パスの最初と最後に「"」文字を追加します

-b <レイアウトファイル>

指定されたレイアウトファイル*.layxをロードします。

-flush

一定数のメッセージに達するまで待たず、すぐにデバッグメッセージをファイル%Tmp%\VISSIM\vissim_msgs.txtに保存します。プログラムのエラーを探す場合や、すべてのメッセージをホットラインパッケージでサポートに送信する場合など、このパラメータを使用するとvissim_msgs.txtファイルにすべてのメッセージを入れることができます。この場合、[-flush] パラメータと [-o] パラメータを合わせて、[...-o -flush] とします。

[-flush] は、Vissimのパフォーマンスに影響しますので、このパラメータはデフォルトでは使用されません。すべてのメッセージをvissim_msgs.txtファイルに確実に入れる必要がある場合にのみ使用してください。

-force3d

対応しているOpenGLバージョンのテストを無効化します。

-o

デバッグメッセージを%tmp%\VISSIM\vissim_msgs.txtファイルに保存します。

-q <入力ファイル>

シミュレーション中にクイックモードを有効化します。ネットワークファイルがExeディレクトリに保存されていない場合、[<input file>]-[<入力ファイル>]の隣にパスを入力します。[-q] の後には必ずスペースを入れてください。

-regserver

VissimをCOMサーバーとして登録します。登録が正常に終了しない場合はメッセージが表示されます。

-s <入力ファイル>

バッチ操作:Vissim がシミュレーションを開始し、シミュレーション終了後に閉じます。ネットワークファイルがExeディレクトリに保存されていない場合、[<input file>]-[<入力ファイル>]の隣にパスを入力します。[-s] の後には必ずスペースを入れてください。

-unregserver

VissimのCOMサーバーとしての登録を解除します。

7.  [OK] で確定します。