火災イベント属性

1.   [Lists]-[リスト] メニューで、 [Measurements]-[測定] > [Fire events]-[火災イベント]をクリックします。

[Fire Events]-[火災イベント]リストが開きます。

注意: リストでは、 [Attribute selection]-[属性の選択] アイコンを使用し、属性値の表示と非表示を切り替えることができます (リストの列の属性とサブ属性の選択)。

リストには、特に次の属性が示されます。

[Short name]-[短縮名] [Long name]-[正式名] [Description]-[説明]

No.

[Number]-[番号]

固有番号

Name

[Name]-[名前]

火災イベントの名前

FDSFileName

FDSファイル名

火災イベントのデータが保存されている *.fds ファイルの名前。リストボックスでファイル名をクリックすると、ディレクトリへのパスが表示されます。

Level

[Level]-[レベル]

火災イベントが挿入されるレベルの名前

x

  火災ポジションのX座標

y

  火災ポジションのY座標

ZOffset

[z-Offset]-[zオフセット]

火災イベントポジションからの高さ [m］

YawAngle

ヨー角（z軸周り）

Z軸周りの火災イベントの回転角度

TimeOffset

[Time Offset]-[オフセット時間]

Vissim / PTV Viswalkのシミュレーション時間に対するFDSシミュレーションの時間オフセット

その他の列には、特定のFDSデータが含まれています。列の名前はFDSの規則に対応しています。短縮名と正式名は同じです。*.inpxネットワークファイルを開くと、[FDS Filename]-[FDSファイル名]属性で指定された*.fdsファイルから関連データが読み込まれます。

[Name]-[名前] [Description]-[説明]

FDS_CHID

結果ファイルのファイル名のプレフィックス

FDS_DT

時間間隔、FDSのデフォルト設定： [Size of a grid cell / flow velocity]-[グリッドセルのサイズ / 流速]

FDS_DT_PL3D

FDSデータが*.fdsファイルに保存される時間間隔（FDSのデフォルト値：1000000秒）

FDS_MAXIMUM_VISIBILITY

最大視認性（FDSのデフォルト値：30m）

FDS_T_BEGIN

FDSからのシミュレーション開始時刻（オプション、FDSのデフォルト値：0）

FDS_T_END

FDSシミュレーションの時間（FDSのデフォルト値：1秒）

FDS_VISIBILITY_FACTOR

定数Cは、視認性を計算するための係数として使用されます。FDSのデフォルト値：30（単位なし）。値が小さくなるにつれて、光を発する物体としての認識が高くなり、反射物体としての認識が高まります。
関係としての依存型オブジェクトの表示と編集

このネットワークオブジェクトタイプの属性と属性値が左側のリストに表示されます。これは、2つの結合リストで構成されています。

1.  左側のリストで、目的のエントリーをクリックします。

右側のリストには、左側のリストで選択されたネットワークオブジェクトに割り当てられたネットワークオブジェクトやベースデータの属性と属性値が示されます (結合リストの使用)。

  • [FDS Mesh]-[FDS メッシュ] (FDSメッシュの属性)
  • [Plot3D Quantities]-[プロット3D量]: FDSメッシュ全体を対象としたFDSシミュレーションの量の結果データ。FDSアウトプット量の詳細については、FDSユーザーマニュアルを参照してください。Vissim/PTV Viswalkに表示される数量の数は、次のように、*.fdsファイルによって異なります：
  • TEMPERATURE: 温度 [°C]
  • V-VELOCITY, U-VELOCITY, W-VELOCITY: 3つのガス成分u、v、wの速度（単位：[m/s］
  • HRRPUV (単位体積当たりの熱放出率): 熱膨張率（[kW/m³]単位
  • AEROSOL VOLUME FRACTION: すす [mol/mol]

  • VOLUME FRACTION (OXYGEN): Plot3D量で指定されていない場合、酸素の体積率は20.9%と想定されます。

  • VISIBILITY: 視認性 [m]

火災イベントのグラフィックパラメータで、数量を選択し、ネットワークエディターに表示することができます ([Graphic parameters for visualizing fire events]-[火災イベントを視覚化するグラフィックパラメータ])。

親見出し:

FDSファイルに基づいた火災イベント

I編集方法については以下参照:

火災イベントの定義