異なるレベルへのネットワークオブジェクトのコピー

ネットワークエディタでは、静的ネットワークオブジェクトを選択し、異なるレベルにコピーできます。依存型ネットワークオブジェクトが、コピーしようとするネットワークオブジェクトに配置されている場合は、それらも同様に選択することで、ネットワークオブジェクトをまとめてコピーできます。

選択したオブジェクトの数がコピー可能な数であれば、そのオブジェクトがコピーされ [Level]-[レベル] 属性が変更されます。さらに、レベル番号オフセットが以前のレベルの番号に追加されます。レベル番号オフセットは、オブジェクトをコピーしたレベルの [number]-[番号] 属性の値と、オブジェクトのコピー先のレベルの値との差です。番号の大きいほうのレベルから小さいほうの番号のレベルにコピーする場合、レベル番号オフセットは負の値に設定になる可能性があります。この手順で生成される番号のレベルが存在する必要があります。存在しなければ、処理はキャンセルされます。

1.  ネットワークエディタで目的のネットワークオブジェクトを選択します (ネットワークエディタでのネットワークオブジェクトの移動)

2.  どちらもスタンドアロンのネットワークオブジェクト上に存在する開始セクションと終了セクションを持つ依存型ネットワークオブジェクトを選択した場合は、そのスタンドアロンのネットワークオブジェクトも必ず選択してください。

3.  車両経路または公共交通路線を選択した場合は、車両経路または公共交通路線が使用するすべてのリンクも必ず選択してください。

4.  コネクターを選択した場合は、元のリンクと目的地のリンクも必ず選択してください。

5.  交錯エリアを選択した場合は、その交錯エリアを通過するリンクもすべて選択してください。

6.  ネットワークエディターを右クリックします。

7.  ショートカットメニューから、[Copy to level(s)]-[レベルにコピーします] をクリックします。

[Copy to level(s)]-[レベルにコピーします] ウィンドウが開きます。リストボックスに、定義済みのレベルが表示されます。また、コピーされるネットワークオブジェクトを持つレベルに関しては、それぞれのレベルにオフセット番号が付いています。

8.  リストボックスで、ネットワークオブジェクトの追加先のレベルをクリックします。

9.  [OK] で確定します。

選択したネットワークオブジェクトが選択したレベルにコピーされます。ネットワークオブジェクトとともに、ネットワークオブジェクトを参照するベースデータもコピーされます。