最大加速と減速のデフォルト曲線

Vissimで乗用車に対して適用される最大加速の関数は、交通流モデルWiedemann 74で構築された関数とほぼ一致します (Wiedemannに準拠した交通フローモデルの運転状態)

  • 自動車の場合、1974年より前にドイツで実施されたこれらの測定は、ジャーク制限を伴うより短時間のステップとユーザーが定義できる範囲(最小~最大)に合わせて若干調整されています。

ジャークは加速から派生するものであり、時間とともに加速が変化することを示します。1秒あたりのステップ数が2回を超えると、時間ステップの時間の2倍に相当する割合によって制限されます。

例:1秒あたりのステップが10回の場合(時間ステップは0.1 s)、加速における見込み変化の20%(0.2)の制限がかかります。

停止状態からの加速についてのデータは、2004年の欧州調査プロジェクトRoTraNoMoで収集されたテスト車両データに照らして検証されています。

  • HGVでは、加速/減速曲線が、1999年の欧州調査プロジェクトCHAUFFEUR 2のデータに合わせて調整されています。
  • 路面電車やバスの場合、加速/減速曲線は、1995年のKarlsruhe Transport Authority(VBK)の情報に従って設定されています。

注意: 関数はすべて該当地域の条件に適応させる必要があります。この点は、該当地域の条件が西欧のデータと大きく異なる場合、特に車両フリートのデータに当てはまります。