モデルアーカイブへのネットワークファイルと対応するファイルのエクスポート

注意: この機能はすべてのVissimバージョンで利用できるわけではありません。

ネットワークファイルとすべての関連ファイルは、圧縮してアーカイブファイル<ネットワークファイル名>.zipに保存できます。それにより、たとえば、解凍して別のコンピューターのVissimインスタンスで使用するためにファイルを共有でき、またPTV GROUPテクニカルサポートと共有できて便利です。また、モデルアーカイブは、シミュレーションで使用する経路やマトリックスなど、ファイルの現行バージョンのアーカイブにも使用できます。

[Save File As]-[名前を付けてファイルを保存]ウィンドウが開きます。

1.  [File type]‐[ファイルタイプ] ドロップダウンリストで、[Model archive (*.vissim)]‐[モデルアーカイブ (*.vissim)] をクリックします。

2.  [Save]-[保存] ボタンをクリックします。

Vissimによって関連ファイルがコンパイルされ、モデルアーカイブ に保管されます。その場合、Vissimは、関連ディレクトリ構造を受け取り、それらをモデルアーカイブに採用します。PTV GROUPによって絶対パスが置き換えられます。

Vissimで、ディレクトリの異なる同じ名前のファイルを、*.zipモデルアーカイブの1つのディレクトリに保存しなければならない場合、Vissimでは、以下の スキームに従ってファイル名が追加され、_1、_2、...と名前が変更されます。

Vissimでは、利用できれば以下のファイルが保存されます:

  • ネットワークファイル*.inpx
  • レイアウトファイル*.layx
  • 以下の機能とモジュールにファイルが利用できる場合、PTV GROUPでは、*.zipモデルアーカイブにディレクトリが作成され、それらのファイルは、そこに保存されます:
  • 表示:3Dモデルファイル、背景用グラフィックファイル、テクスチャ、ロゴ
  • 信号制御:たとえば プログラムファイル、DLLファイル、供給ファイル、WTTファイル
  • 外部ドライバーモデル:DriverModel.dll、パラメータファイル
  • 排出量の計算:外部排出モデル
  • 動的配分:トリップチェインファイル *.fkt、パスファイル *.weg、コストファイル *.bew
  • スクリプトファイル
  • 感知器:オーディオファイル
  • 火災イベント:*.fdsファイル、*.qファイル
  • ANMインポート:ファイル *.panm*.panmroutes
  • シナリオマネジメント:現在開かれているベースネットワークまたはシナリオ

Vissimでは、ディレクトリ内でソートされるモデルアーカイブにファイルが保存されます。これらのディレクトリの名前は英語です。そのため、そこで別の言語が選択されても、別の現場でも必ず再利用性は可能です。