技術情報と要件

現在のVissimバージョンの技術要件に関する現在の情報:

シミュレーション速度の基準

Vissimシミュレーション速度は、主に次の基準によって変わります。

  • ネットワーク内で同時に使用される車両や歩行者の数
  • 信号制御の数
  • 信号制御の種類
  • 実装されているプロセッサーコアの数
  • コンピューターの性能。同じネットワークファイルでは、コンピューターが速いほど、シミュレーションも速く実行されます。

推奨メインメモリ

最低4 GB RAM:次のような利用事例では、メモリ要件は大幅に高くなる可能性があります:

  • 動的に配分される経路が多いネットワーク
  • 多くの歩行者エリアがある大規模な事例

グラフィックカードの要件

  • [User Preferences]‐[ユーザー設定] > [GUI]‐[GUI] > [Graphics]‐[グラフィック] で、グラフィックドライバー [OpenGL 3.0]‐[OpenGL 3.0] が選択されている場合は、ご使用のビデオカードがOpenGL 3.0以上に対応していることを確認してください。
  • 最新のドライバーアップデートがお使いのビデオカードにインストールされていることを確認してください。それによって、3Dモード使用時の表示の問題を回避できます。多くのグラフィックアダプターの場合、インターネットからアップデートドライバーをダウンロードできます。

注意: Vissimの3D表示に何らかの問題が生じた場合は、PTV Vision Supportにお問い合わせいただく前に、まずご使用のグラフィックカードに最新のドライバーアップデートをインストールしてください。

インターフェイス

プログラムインターフェイスの中には、デフォルトでVissimライセンスに組み込まれていないものもあります。それらは、アドオンモジュールとして利用できる場合があります (プログラミングインターフェイス(API))。アドオンモジュールとそのドキュメントがご使用のVissimインストレーションのディレクトリ..\Vissim 2023\APIに保存されています。

ファイル名とパスの文字数

  • Windowsでは、パスの文字数がドライブ名とファイル名を含めて260文字までに制限されています。
  • Windowsでは、パスの文字数が248文字までに制限されています。
  • シナリオマネジメントでは、プロジェクトディレクトリへの経路の長さは214文字までに制限されています。
  • ►  お使いのプロジェクトファイルが、これよりも長いパスで保存されていないことを確認してください。たとえば、次のようなパスがこれに該当します。
  • *.inpxネットワークファイルの名前とそのネットワークファイルが保存されているディレクトリへのパス。
  • これらのディレクトリにプロジェクトファイルを保存する際に作成したディレクトリおよびサブディレクトリ
  • Vissimが自動的に作成するか、あるいはVissimがシナリオマネジメントや評価に関するデータを保存するディレクトリおよびサブディレクトリ。

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