COMインターフェイスの使用

注意: 次のバージョンのVissimには、COMインターフェイスはありません。

  • Vissimのデモバージョン
  • Vissimビューワ

アドオンCOMインターフェイスモジュール(コンポーネントオブジェクトモデル)は、次のような用途に利用できます。

  • データの準備と後処理
  • シナリオ試験の順序の効率的な制御
  • ユーザー定義の制御アルゴリズムの組み込み
  • すべてのネットワークオブジェクト属性へのアクセス

COMインターフェイスを使用すると、他のアプリケーションやスクリプトからVissimを起動したり、Vissimオブジェクトにアクセスできます。

Microsoft Excel™のVisualBasic for Applications、Visual C++、Visual J++といった各種プログラミング環境のほか、VB ScriptやPythonといったシンプルなスクリプト言語を使用できます。

COMインターフェイスのスクリプトファイルは、Vissimで実行できます (スクリプトファイルの選択と実行)

[COM Help]-[COMのヘルプ]

COMインターフェイスの機能と関連するコマンドについては、[COM Help]-[COMのヘルプ]を参照してください。

  • ►  [Help]‐[ヘルプ] メニューから、[COM Help]‐[COMヘルプ] を選択します。

以下のデフォルトディレクトリにサンプルが用意されています:

  • ..\Users\Public\Public Documents\PTV Vision\PTV Vissim 2023\Examples Training\COM\

COMインターフェイス経由の属性へのアクセス

[AttValue] メソッドを使用すると、すべてのネットワークオブジェクト属性を読み取ることができるようになります。書き込みアクセスは一部の属性には使用できません。[COM Help]-[COMのヘルプ] の、各属性の [Editable]-[編集可] 行は True または False が指定されていて、その属性に書き込みアクセスできるかどうかを示します。